【2025-2026年冬の天気】今年の冬は寒くなる?気象庁の最新監視速報をわかりやすく解説!
この冬の天気に関する記事が出ていたので調べてみました。気象庁が2025年10月10日に発表した最新のエルニーニョ監視速報によると、現在は「ラニーニャ現象に近い状態」とのこと。この影響で、特に冬のはじめは偏西風が南下し、日本付近に寒気が流れ込みやすくなるようです。つまり、12月は全国的に平年より寒い冬になる可能性があります。この記事では、最新データを基に「なぜこの冬が一時的に寒くなるのか」「ラニーニャ現象とは何か」を掘り下げ、冬の暮らしに役立つ情報とあわせてお届けします。
今年の冬は「ラニーニャ現象に近い状態」からスタート
気象庁の報告によると、2025年9月のエルニーニョ監視海域の海面水温は、基準値より0.5℃低い値でした。これは、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない「平常の状態」の範囲内ですが、限りなく「ラニーニャ現象」に近いことを示しています。
太平洋赤道域の貿易風が平年より強いことなどから、大気と海洋はラニーニャ現象発生時と同じような特徴を見せており、この状態が冬の前半まで続く見込みです。
なぜ冬のはじめは寒くなる?
一時的にラニーニャ現象に近づくと、ジェット気流(偏西風)が平年よりも日本の南側を流れる傾向が強まります。これにより、シベリアからの冷たい空気が日本列島に流れ込みやすくなるため、冬の前半は気温が低くなるのです。
気象庁の予測では、特に 12月の気温は全国的に「平年並みか平年より低く」なる と予想されています。本格的な冬の装備や暖房の準備は、早めに進めておくと安心です。
ただし、厳冬がずっと続くわけではない
一方で、この「ラニーニャ現象に近い状態」は長続きしないと予測されています。冬の後半にかけては海洋と大気の状態が平常に戻り、海面水温も基準値に近づく見込みです。
そのため、冬の終わりにかけてはラニーニャ現象の発生には至らず、天候も平年並みに戻る可能性が高い(60%)とされています。冬のはじめに厳しい寒さがあっても、シーズンを通して記録的な厳冬になる可能性は低いと言えそうです。
〇【参考】ラニーニャ現象とは?
気象庁は、エルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より低い状態が続く現象を「ラニーニャ現象」と定義しています。具体的には、海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が、6か月以上続けて-0.5℃以下となった場合に発生と判断されます。
まとめ
2025年から2026年にかけての冬は、一時的にラニーニャ現象に近づく影響で、 冬のはじめ(特に12月)に寒さが厳しくなる 可能性があります。しかし、その状態は長続きせず、冬の後半は平年並みの気候に戻る見込みです。本格的な寒さの到来に備えつつ、冬全体の天候の推移を見守っていきましょう。
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それではまた!!
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気象庁が発表しているエルニーニョ/ラニーニャ現象に関する公式情報ページです。最新の監視速報や詳細なデータを確認できます。
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