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2024.07.30 Tue

でんき予報

 
ここ連日の暑さで電力需要の増加が予想されるため
東京電力管内の電力需給が厳しい見通しで
「需給状況改善のための発電設備焚き増しへのご協力のお願い」などの通知が出されています。
 
とはいえ、なんのことやら?・どうすりゃいいのよ?と思う消費者の方がほとんどだと思いますが
いきなり電気が足りなくなって、急に停電が起きたり、急な節電要請などの事態が起きないように
注意喚起の意味も込めて、電力を管理する機関やエリアでの送配電を担当する会社が
”現在の状況”ということで「でんき予報」というお知らせサービスを行っています。
 
でんき予報は、
電気の使い方や供給状況を予測して教えてくれる情報サービスで
例えば、明日や来週の電気の需要がどれくらいになるか、どのくらいの電気が発電されるかなどを予測が掲載されています。
これによって、電力会社は計画を立てやすくなり
消費者の方々もエリアとして電力にどのくらい余裕があるのかわかるため安心して電気を使うことができます。
 
具体的にこのでんき予報でわかるのは?
〇電気の使われ方の予測:過去のデータや天気予報などをもとにしたこれからの電気の使われ方の予測。
例えば、暑い日はエアコンの使用が増えるので、電気の需要が高くなると予測します。
〇電気の供給予測:発電所の稼働状況や再生可能エネルギー(風力や太陽光など)の発電量の予測。
これによって、どれくらいの電気が供給されるかを把握します。
〇需給バランスの管理:電気の需要と供給のバランスをリアルタイムで監視し、不足や過剰がないように調整します。
これにより、停電を防ぎ、安定した電力供給が可能になります。
〇節電の呼びかけ:電気の需要が高くなると予測される場合消費者に節電をお願いすることがあります。
例えば、暑い夏の日にはエアコンの温度を少し上げたり、使っていない電気製品の電源を切るように呼びかけたりします。
 
このようにでんき予報は電気の使われ方や供給状況を可視化してくれており
でんき予報は各エリアの電力会社(送配電会社)のWebページに掲載されています。
 
電力広域的運営推進機関(広域予備率Web公表システム)https://web-kohyo.occto.or.jp/kks-web-public/
中部電力パワーグリッド(でんき予報)https://powergrid.chuden.co.jp/denkiyoho/
東京電力パワーグリッド(でんき予報)https://www.tepco.co.jp/forecast/