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2024.09.21 Sat

残暑!全国的に需給厳しく

 
このところこのページで電力需給が厳しいという内容をあげています。
今夏の酷暑による電力需要の増加や9月に入っても猛暑日が続くなど
電力の需給にとっては厳しい状況が続いており
発電量を増やすなど様々な対応がとられています。
 
先日は、電力広域的運営推進機関から東京電力パワーグリッドに
初めて発電所の補修・点検の時期をずらすように要請が出されました。
これは、猛暑によって電力需要が伸びて需給がひっ迫する可能性があるため
発電事業者に補修・点検の時期を繰り延べてもらい供給量を減らさないようにするための対応で
この発電所の補修・点検作業停止計画の調整で
25万kW(約原発1/4機分)の電源の積み増しが可能になるようです。
 
また、別エリアから電力を融通する融通指示が出されています。
電力は基本的にはエリアごとに発電量や需要量が管理されているのですが
ひっ迫時やひっ迫が見込まれる状況になった場合他エリアから電力の融通を行う対応です。
例えば
関西エリアへの融通指示(今夏9回目 18日時点)→ 9/17 16時~18時半に中部電力から最大69万kW など、
エリア間を越えた対応がとられています。
 
これら対応を行っているものの全国的な需給ひっ迫をうけて
電力卸売り市場の価格は、太陽光の発電量が減少する夕方の時間帯を中心に連日高騰しており、
市場連動プランをご契約の方々は引続き注意が必要です。