水力発電の仕組み
水力エネルギーの利用は歴史が古く3000年以上の歴史があるといわれています。
もともとは水車の回転エネルギーをそのまま動力として利用する方法でした。
世界で初めて水力を発電に利用するようになったのは、今から約140年前の1878年頃(明治11年頃)、
フランスのパリ郊外のセルメーズ製糖工場と言われています。
発電の仕組み自体はこの当時と大きく変わっていないそうです。
水の持つ位置エネルギーを利用して水車を回転させて、回転エネルギーに変換します。
さらに、水車と連結させた発電機を回転させて電気エネルギーに変換するという仕組みになっています。
日本では、1882年頃に九州島津藩庭園で、初めて水車を使った発電が試みられたと伝えられています。