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2024.10.16 Wed

浜岡原発の最大津波を高さ25.2mとする中部電力の評価は「概ね妥当」 一方で再稼働の時期は見通せず

 
中部エリア唯一の原子力発電所である浜岡原子力発電所の再稼働についての
ニュース記事が上がっておりましたのでこちらで内容をかいつまんで共有します。
 
記事によると
国の原子力規制委員会は、静岡県御前崎市の浜岡原発の再稼働に向けた審査を進めていて
10月11日、大地震で想定される最大の津波の高さを25.2mとする中部電力の評価を「概ね妥当」と結論づけた。
ということです。
 
運転停止中の浜岡原発をめぐっては、
3号機と4号機について再稼働に必要な新たな規制基準に適合しているか原子力規制員会で審査が進められていて、
審査の争点となる
〇「基準地震動」大地震で発生し得る最大の揺れ については概ね了承され
〇「基準津波」 発生し得る最大の津波 についても現地調査や過去の記録などをもとに検討が進められてきた。
 
そして、11日の会合で中部電力は
「基準津波」について海底の地滑りなどの影響を踏まえ最大25.2mとなる評価結果を改めて報告し
それを受けて原子力規制員会ではこの評価について「概ね妥当」と結論づけた。ということですが
 
記事では
今後は施設の耐震性などの審査を進めるが、再稼働の時期は見通せない状況です。とされていました。
 
つまり、浜岡原発再稼働の前提となる基準(「基準地震動」と「基準津波」)については概ね了承されたが
建物の耐震性についてはまだ審査を進めていくということですね。
 
この委員会についての資料が原子力規制委員会のHPにUPされていましたのでコチラにリンクを貼っておきます。
第1287回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 令和6年10月11日