猛暑日60日超えの可能性も?2025年の夏は長野県にも影響?過去最も暑くなるかも
2025年の夏、日本列島は記録的な猛暑に見舞われるかもしれません。気象庁気候情報課が5月30日に発表した予測によると、6~8月の平均気温は全国的に平年より高くなる見込みで、特に北日本や東日本では「かなり高い」傾向が示されています。
また、東京では35度以上の猛暑日が過去最多となった2023年を上回る可能性もあり、60日以上に達する可能性まで指摘されています。
本記事では、2025年夏の気温予測とその背景、過去との比較、そして私たちが今できる対策まで、詳しくご紹介します。電力需要の急増や熱中症リスクも高まる中、早めの備えが重要です。
■ 2025年の夏、全国的に「平年より暑い」予測
気象庁が発表した3か月予報(6月〜8月)によれば、今年の夏は全国的に気温が平年より高くなる確率が「高い」とされています。特に北日本と東日本では「かなり高い」と予測されており、北海道や東北でも猛暑日が増える可能性があります。
■ 東京で「猛暑日」60日超えの可能性も
2023年、東京都心では35度以上の猛暑日が22日間もあり、過去最多を記録しました。しかし2025年は、それを大幅に上回る可能性があると専門家は警鐘を鳴らしています。気象庁気候情報課によれば、地球温暖化の影響に加え、エルニーニョ現象からラニーニャ現象への移行が、日本列島の広範囲で気温を押し上げる要因になるとのことです。
■ なぜここまで暑くなるのか?
2024年の冬から春にかけてはエルニーニョ現象が発生しており、その後夏に向けてラニーニャ現象へと切り替わる見込みです。ラニーニャ時は太平洋高気圧が日本付近で強まり、気温が高くなりやすい傾向があります。これに加えて地球温暖化が進行しており、平年の平均を上回る猛暑になる可能性が極めて高いと見られています。
■ 熱中症や電力需給にも影響大
猛暑が長期間続くことで、家庭でもオフィスでもエアコンの使用が増加し、電力需要は急上昇します。特に午後の時間帯には需給がひっ迫するリスクも。さらに高齢者や子どもを中心に熱中症のリスクも高まります。気温が高い日は外出を避け、適切な水分補給と冷房利用が必須です。
■ 私たちにできる「夏の備え」とは
・エアコンの試運転・フィルター清掃を6月中に
・遮熱カーテンやグリーンカーテンなどで日差し対策
・湿度コントロールとサーキュレーターの併用
・打ち水も効果的
・電力需給逼迫時には「ピークシフト」協力を
・家族や地域で熱中症対策の声かけを
まとめ
2025年の夏は、過去に例のないほどの猛暑になる可能性が示されています。異常気象という言葉では済まされないレベルの高温が続く場合、体調管理や電力の使い方まで含めた「暮らしの再設計」が求められるかもしれません。暑さを他人事にせず、今からできる備えを家族や地域と共有しておきましょう。
参考ページ:
・環境省 熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/)
・気象庁 熱中症から身を守るために(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html)
・気象庁 向こう3か月の天候の見通し(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M)
情熱電力からのお知らせ
私たち情熱電力では、今夏の猛暑による電力需要増に備え、地域の皆さまに安定した電力を届けられるよう準備を進めています。
また、電気の「使い方」を見直すことも、暑さ対策の一環です。節電のヒントや電力プランの見直しなど、電気料金や使用法に関するご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
「無理なく・ムダなく」快適に過ごす夏を、一緒に考えていきましょう。
情熱電力のこのお知らせページでは、
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弊社では、随時、このページを更新して参りますので
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それではまた!!
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