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2025.07.02 Wed

電気代は本当に安い?EVとガソリン車、1万km走った時の維持費を徹底比較!

 
EV充電
 
近年、ガソリン価格の高騰や環境への配慮から、電気自動車(EV)への乗り換えを検討する方が増えています。
「維持費が安くなるって聞くけど、実際どれくらい違うの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、毎日のように車を使う方にとって、燃料代は家計に直結する重要なポイントです。
この記事では、そんな疑問にお答えするため、「年間1万km」という具体的な走行距離を想定し
電気自動車の充電代とガソリン車のガソリン代を徹底的に比較・検証します。
シミュレーションの結果、走り方によっては年間10万円以上の差が生まれる可能性も。
EVの購入を検討している方、日々の車のコストを少しでも抑えたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。あなたのカーライフの未来が変わるかもしれません。
 


 
目次
1.EVの走行コストは本当に安い?気になる疑問を解決
2.電気自動車(EV)の充電代はいくら?
  自宅での「普通充電」がコストを抑える鍵
  外出先での「急速充電」のコスト感
3.ガソリン車の燃料費はどれくらい?
4.【結論】年間1万km走行!コストを徹底比較してみた
5.まとめ:日々のコストで選ぶならEVに優位性あり!
 


 
1. EVの走行コストは本当に安い?気になる疑問を解決
「電気自動車はガソリン車より燃費が安い」と耳にすることは増えましたが、具体的にどれほどの差があるのかは分かりにくいですよね。
車の種類や運転スタイル、お住まいの地域によって差は出ますが、一般的にEVのほうが1km走るためのエネルギーコスト(いわゆる燃費)は低くなる傾向にあります。
 
特に、ご自宅に充電設備があり、電気料金が安い時間帯に充電できる環境なら、その恩恵はさらに大きくなります。日常的に車を利用する方ほど、年間の燃料費で大きな節約が期待できるでしょう。
 


 
2. 電気自動車(EV)の充電代はいくら?
EVの充電方法は、主に自宅などで行う「普通充電」と、外出先の充電スポットで利用する「急速充電」の2つがあり、それぞれ料金が異なります。
 
自宅での「普通充電」がコストを抑える鍵
EVのランニングコストを考える上で最も基本となるのが、自宅での普通充電です。
 
・電気料金の目安: 31円/kWh(税込) ※1
・EVの電費の目安: 6.5km/kWh
この条件で計算すると、1kmあたりの走行コストは以下のようになります。
 
31円/kWh÷6.5km/kWh= 約4.77円/km
​ 
つまり、100km走行しても、かかる費用はわずか約477円です。
※1 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金の目安単価
 
外出先での「急速充電」のコスト感
一方、外出先でスピーディーに充電できるのが急速充電です。充電サービスを提供する事業者の会員になるか、都度払いで利用するのが一般的です。
例えば、ある充電サービスで「30分の急速充電で1,300円かかり、約86.5km走行分の電力が充電できた」と仮定すると、100kmあたりのコストは約1,504円となります。
このように、急速充電は便利な反面、自宅での充電に比べてコストは割高になる傾向があります。EVのコストメリットを最大限に活かすには、普段は自宅で充電し、遠出の際に急速充電を補助的に利用するのが賢い使い方と言えるでしょう。
 


 
3. ガソリン車の燃料費はどれくらい?
次に、ガソリン車の燃料費を見てみましょう。
 
・ガソリン価格の目安: 174円/L(レギュラー) ※2
・ガソリン車の燃費の目安: 12km/L
この条件で1kmあたりの走行コストを計算してみましょう。
 
174円/L÷12km/L=14.5円/km
​ 
100km走行した場合の燃料代は1,450円となり、EVの自宅充電(約477円)と比較すると、約3倍のコストがかかる計算になります。
※2 経済産業省 資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(2025年6月2日時点)を参考
 


 
4. 【結論】年間1万km走行!コストを徹底比較してみた
それでは、本題である「年間1万km」を走行した場合のコストを比較してみましょう。
 

項目 電気自動車(EV・自宅充電) ガソリン車 差額
1kmあたりのコスト 約4.77円 14.5円
1万kmあたりのコスト 約47,700円 145,000円 97,300円

ご覧の通り、その差は年間で約9万7,300円にもなります。
月々に換算すると約8,100円の節約です。5年間乗り続ければ、約48万円もの差が生まれる計算となり、これは決して無視できない金額と言えるのではないでしょうか。
 


 
まとめ:日々のコストで選ぶならEVに優位性あり!
今回のシミュレーションでは、燃料費(エネルギーコスト)という観点において、電気自動車(EV)はガソリン車に比べて大幅にコストを抑えられる可能性が高いことが分かりました。
もちろん、EVを選ぶ際には車両本体の価格や充電設備の設置費用なども考慮する必要があります。しかし、日々のランニングコストを重視する方、特にご自宅に充電環境を整えられる方にとっては、EVは家計に優しく、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
長期的な視点でカーライフのコストを見直したい方は、ぜひEVを検討してみてはいかがでしょうか。
 
本記事関連の参考ページ
e-Mobility Power:全国のEV充電スポットを検索できるポータルサイトです。(https://www.e-mobipower.co.jp/
政府広報オンライン:EV購入に関する補助金など掲載されることがあります。(https://www.gov-online.go.jp/
 


 
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