日本にも“エアコンいらず”の街があった?観測史上猛暑日ゼロの涼しい避暑地を大調査!
こんにちは!情熱電力です。
気になる記事があったので調べてみました。うだるような暑さが続く日本の夏。「もう日本中どこへ行っても暑いのでは…」と諦めかけていませんか?特に近年の夏は記録的な猛暑が続き、エアコンはフル稼働、電気代も気になるところですよね。
しかし、実は日本にも観測が始まってから一度も気温が35℃以上の「猛暑日」を記録したことがない、夢のような涼しい場所が存在するんです。気象庁のデータによると、その数なんと全国に127地点!
今回は、そんな「猛暑日ゼロ」の街をランキングやエリア別でご紹介します。涼しいだけではなく、観光スポットとしても魅力的な場所ばかり。この夏のお出かけ先の参考や、「へぇ~」と思える豆知識として、ぜひ最後までご覧ください。
日本で一番涼しい場所はどこ?観測史上最高気温ランキング!
気象庁の全国約900カ所の観測所のデータ(※)によると、観測史上、一度も猛暑日を記録していない地点は127カ所も存在します。その中でも、特に最高気温が低かった上位の地点を見てみましょう。
(※2025年8月時点の元記事データに基づく)
やはり北海道が強いですが、なんとトップ5に本州の地点が4カ所もランクインしています。
情熱電力の本拠地長野県からは上田市菅平もランクイン!!
これらの地域はなぜ涼しいのでしょうか?エリアごとにその秘密と魅力を探っていきましょう。
【エリア別】本州にもあった!猛暑日知らずのクールな街
■ 東北エリア:涼しい温泉地が多数!
東北には猛暑日ゼロの観測所が20地点もあります。
特に、ランキング2位の福島県・鷲倉(わしくら)は標高約1200mに位置し、夏でもひんやり。近くには土湯温泉があり、温泉と避暑を同時に楽しめます。また、4位の青森県・酸ケ湯(すかゆ)も標高約900mの八甲田連峰の麓にある温泉地として有名です。
■ 関東甲信エリア:都心から好アクセスの高原リゾート
意外にも関東甲信エリアには22地点も猛暑日ゼロの場所があります。
ランキング3位の長野県・菅平(すがだいら)は、標高約1300mの高原リゾート。夏はラグビーやサッカーの合宿地として有名で、スポーツに打ち込めるほど涼しい気候です。都心から新幹線とバスを乗り継いで2時間半ほどで行けるのも魅力ですね。情熱電力の本社のある松本の上高地も涼しいはず!!
■ 東海エリア:猛暑地帯の貴重なオアシス
40℃を超えることもある暑い東海地方ですが、3地点だけ猛暑日ゼロの場所が。
その一つ、岐阜県高山市の宮之前(みやのまえ)は、乗鞍岳と御嶽に囲まれた自然豊かな農山村。最高気温は33.5℃と涼しく、高地トレーニングの場としても知られています。
■ 近畿・中国・四国エリア:世界遺産や絶景スポットも!
これらのエリアにも、数は少ないながら魅力的な涼しい場所があります。
・和歌山県・高野山(こうやさん):最高気温33.7℃。標高約1000m級の山々に囲まれた天空の宗教都市。世界遺産を巡りながら、心静かに涼を感じられます。
・広島県・竹原(たけはら):最高気温34.8℃。「うさぎの島」として知られる大久野島への玄関口。瀬戸内海の潮風が暑さを和らげてくれます。
・愛媛県・瀬戸(せと):最高気温34.4℃。日本一細長い佐田岬半島にあり、海の幸も豊富です。
■ 九州・沖縄エリア:島の気候が涼しさの秘密
九州にも5地点、そして意外なことに沖縄にも3地点、猛暑日ゼロの観測所があります。
・長崎県・雲仙岳(うんぜんだけ):最高気温33.2℃。豊かな自然が魅力で、温泉地のナイトツアーも人気です。
・沖縄県・渡嘉敷(とかしき):最高気温32.9℃。「ケラマブルー」と称される美しい海が有名。沖縄が猛暑日になりにくいのは、海に囲まれた海洋性気候で、海風が熱を溜め込みにくくするためだそうです。
まとめ
今回は、観測史上「猛暑日」を記録したことがない日本の涼しい街をご紹介しました。
標高の高い高原や山、海に面した岬など、豊かな自然環境が涼しさの秘訣のようですね。猛暑から逃れるための旅行先の候補として、また、自然のクーラーがもたらす快適さを求めて、こうした場所を訪れてみるのはいかがでしょうか。
厳しい夏を乗り切るためのヒントになれば幸いです。
情熱電力からのお知らせ
涼しい場所への旅行も素敵ですが、夏の大半を過ごすのはやはりご自宅です。夏の電力消費の約6割はエアコンが占めるとも言われており、快適さと電気代のバランスに悩む方も多いのではないでしょうか。
「情熱電力」では、ご家庭のライフスタイルに合わせた最適な電気料金プランをご提案しています。日中の電気使用を抑えることでお得になるプランや、環境にやさしい再生可能エネルギーを中心としたプランなど、様々ご用意しております。
賢く電気を選んで、今年の夏も快適に乗り切りましょう!
株式会社情熱電力へのお問合せは コチラ
この記事に関連するページ
この記事で紹介した気温のデータは、気象庁の公開情報に基づいています。ご自身でさらに詳しく調べたい方は、以下のページをご活用ください。地点ごとの過去の気象データを詳細に検索することができます。
・気象庁|過去の気象データ検索(https://www.data.jma.go.jp/risk/obsdl/index.php)