【2026年1月~3月】電気・ガス代補助で約7,300円の負担減!詳細金額とガソリン対策まとめ

2026年1月から3月の電気・ガス補助金について具体的な金額の提示があったのでまとめました。
政府は11月21日に閣議決定した総合経済対策において、物価高騰対策の一環として「電気・ガス料金支援」の再開を決定しました。特に寒さが厳しくなり暖房需要が高まる1月・2月を重点的に支援し、3月まで継続されます。一般家庭の平均的なモデルケースで、3ヶ月合計約7,300円程度の負担軽減となる見込みです。
本記事では、今回の補助金の具体的な単価や期間、併せて発表されたガソリン補助などのエネルギー価格対策について分かりやすく解説します。
目次
1.2026年1月〜3月の電気・ガス料金補助の概要
2.【速報】電気・ガス代の値引き単価と期間詳細
・電気料金(低圧・高圧)
・都市ガス料金
・標準家庭での負担軽減額シミュレーション
3.ガソリン・灯油など燃料油への支援も拡充
4.なぜ今?補助金再開の背景
5.まとめ:補助金を活用しつつ、賢い節電を
1.2026年1月〜3月の電気・ガス料金補助の概要
経済産業省は2025年11月21日、一般家庭および企業の電気・ガス料金に対する支援策を発表しました。これは「『強い経済』を実現する総合経済対策」に盛り込まれたもので、物価高に苦しむ家計や企業の負担を和らげることを目的としています。
支援期間は2026年1月使用分から3月使用分までの3ヶ月間です。 特に電力需要がピークを迎える冬場の1月・2月に手厚い補助を行い、春先の3月には補助額を縮小しながら出口を探る形となっています。
2.【速報】電気・ガス代の値引き単価と期間詳細
今回発表された支援単価は以下の通りです。これまでの支援と同様に、請求書等の明細から自動的に値引きされる形式となる見込みです。
電気料金(1kWhあたりの支援額)
| 対象・区分 | 2026年 1月・2月使用分 (重点支援期間) |
2026年 3月使用分 (終了に向けて縮小) |
|---|---|---|
| 電気:低圧 (一般家庭・商店など) |
4.5円 / kWh | 1.5円 / kWh |
| 電気:高圧 (工場・ビルなど) |
2.3円 / kWh | 0.8円 / kWh |
| 都市ガス (家庭・企業など) |
18.0円 / ㎥ | 6.0円 / ㎥ |
※電気:高市早苗首相が表明していた「冬の間、これまでよりも金額を上げて支援する」という方針の通り、夏の支援額(3ヶ月合計約3,340円程度)と比較して大幅な引き上げとなっています。
※ガス:対象は家庭および年間契約量1,000万㎥未満の企業等です。LPガス(プロパンガス)については、地域の実情に応じた支援が可能な「重点支援地方交付金」の活用が推奨されています。
標準家庭での負担軽減額シミュレーション
政府の試算および過去の使用量データに基づくと、標準的な家庭(2人以上世帯)における月ごとの負担軽減額は以下のようになります。
・1月: 3,200円強
・2月: 約3,100円
・3月: 1,000円弱
3ヶ月合計:約7,300円程度の負担減
冬の電気代請求を見て驚くことが多い季節ですが、この補助金により例年よりは支払額が抑えられることが期待できます。
ガソリン・灯油など燃料油への支援も拡充
電気・ガスだけでなく、ガソリンや灯油などの燃料油に対する「激変緩和措置」も強化されます。
2025年11月13日以降、段階的に補助金を引き上げており、12月11日からはガソリン税率と同等の水準(リッターあたり25.1円)まで補助額が拡充されます。
・ガソリン・軽油: 2025年12月11日より最大25.1円/L(軽油は17.1円/L)を支援
・灯油・重油: 5円/L
・航空機燃料: 4円/L
灯油を使用するファンヒーター等をお使いのご家庭にとっても、リッター5円の補助は冬場の暖房費抑制に寄与します。
なぜ今?補助金再開の背景
今回の支援再開は、依然として続く物価高対策が主な理由です。円安傾向や地政学的なリスクによりエネルギー価格が高止まりする中、生活必需品であるエネルギーコストの抑制は急務と判断されました。
これまでの累計予算額は5兆円規模に達しており、一部では「脱炭素電源への投資に回すべき」「出口戦略が見えない」といった声もありますが、当面の冬の生活を守るための「足元の対策」が優先された形です。
まとめ
2026年の冬、私たちは再び国の支援によってエネルギー費用の負担を軽減できることになりました。
・期間: 2026年1月〜3月使用分
・支援額: 一般家庭で月3,000円強(1・2月)、3ヶ月合計で約7,300円の負担減
・ガソリン等: 税率同等水準まで補助を拡大
補助金が出るからといって無駄遣いはできませんが、過度な我慢による体調不良を防ぎ、快適に冬を過ごすための一助となるでしょう。
情熱電力からのお知らせ
情熱電力のお客様へ
今回の政府による「電気・ガス料金補助」は、もちろん情熱電力をご利用のお客様も対象となります。
これまでと同様、国からの補助金は毎月の電気料金から自動的に割り引かれる仕組みとなる見込みですので、お客様ご自身による複雑な申請手続き等は不要です。
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弊社では、随時、このページを更新して参りますので
ご興味を持たれた方はまたこのサイトにお越しいただければ幸いです。
それではまた!!
この記事に関連するページ
・経済産業省 資源エネルギー庁「エネルギー価格の支援について」
┗ 支援の概要について
※詳細な単価や期間、Q&Aが掲載されています。