【解説!】再生可能エネルギーの出力抑制③
優先給電ルールについて
再生可能エネルギーの出力抑制についての続きです。
需要との調整や送電容量の制限を理由に実際に出力抑制を行う場合
国によって定められた優先給電ルールによって順番に出力抑制が行われています。
① 火力発電の調整(発電量を減らす)
② 揚水発電による調整(需要を増やす)
③ 地域間連携の利用(他エリアへ送電する)
④ バイオマスエネルギーの調整(発電量を減らす)
これらの方法でも調整しきれない場合
⑤ 太陽光と風力の抑制が行われます。
ということで、ここに書いたように国によって優先給電ルールは決められて運用されているようですが
私が聞く限り何度も出力制限を受けた太陽光発電所のオーナーは納得がいっていないご様子です。
(ごもっともだと思います。)
自然エネルギー財団のWebページに関連するコラムがあったのでリンクを貼っておきます。
https://www.renewable-ei.org/activities/column/REupdate/20190426_2.php(リンク)
この件については、また、続きを書くと思います。