【速報】電気・ガス料金を最大1,260円補助!7~9月使用分が対象に 高圧契約の事業者も!
電気・ガス料金支援の続報です。
2025年7月から3か月間実施される電気・ガス料金補助について、政府が補助額の詳細を発表しました。
<電気・ガス料金支援(補助金)関連のページはこちら>
出典 NHK:電気・ガス料金 7月から3か月分補助 月1000円以上の負担減(リンク)
出典 資源エネルギー庁:エネルギー価格の支援について(リンク)
経済産業省の発表によると、標準的な家庭では8月に1,260円、7月・9月は1,040円の負担軽減が見込まれ、3か月合計では約3,000円の補助効果となる見通しです。
この支援は、厳しい暑さによる冷房使用の増加を見込んだ「酷暑対策」であると同時に、物価高やアメリカの関税措置といった外的要因への“緊急対応パッケージ”の一環として位置づけられています。
今回は補助単価も明示されており、電気料金は最大2.4円/kWh、都市ガスは10円/㎥の支援が行われます。
情熱電力では、この発表を受けて速報として情報を整理し、皆さまの電気代見直しにお役立ていただけるようお届けします。
■ 7〜9月の電気・ガス料金補助が正式決定!家庭にも企業にも支援
政府は2025年5月27日、7月から9月の3か月間に実施する電気・ガス料金支援の詳細を発表しました。
今回の補助は、家庭や小規模事業者が契約する「低圧契約」に加え、「高圧契約」をしている事業者も支援対象となっています。
補助額は月ごとに異なり、特に冷房需要が高まる8月は支援単価が上乗せされています。
✅ 標準家庭の月別補助額(低圧契約のモデルケース)
月 | 補助額(電気+ガス) |
---|---|
7月 | 約1,040円 |
8月 | 約1,260円 |
9月 | 約1,040円 |
→ 3か月合計で約3,340円の補助となります。
■ 補助単価の内訳(電気・ガスごと) ※追記 下記単価は税込単価です。
補助は月によって異なり、特に8月は支援が手厚くなっています。
月 | 電気[低圧契約] (家庭・小規模事業者) |
電気[高圧契約] (中規模以上の事業者) |
ガス(都市ガス) |
---|---|---|---|
7月 | 2.0円/kWh | 1.0円/kWh | 8円/㎥ |
8月 | 2.4円/kWh | 1.2円/kWh | 10円/㎥ |
9月 | 2.0円/kWh | 1.0円/kWh | 8円/㎥ |
たとえば、1か月の電気使用量350kWh・ガス使用量30㎥の家庭(低圧契約)であれば
・8月の電気代補助:約840円(350kWh × 2.4円)
・8月のガス代補助:約300円(30㎥ × 10円)
→ 合計で約1,140円〜1,260円の負担軽減が見込まれます。
また、中規模以上の事業者(高圧契約)の場合も、月ごとに1.0~1.2円/kWhの補助が受けられる仕組みとなっています。
冷房設備や電動機器などの使用が多い業種にとっても、コスト削減につながる支援策です。
📌この補助は、2025年7月〜9月使用分(請求は8月〜10月)に適用されます。
請求書上でご自身の電気料金の確認をおすすめします。
■ 支援の背景は「酷暑対策」+「関税影響への備え」
今回の補助は、単なる電気代対策ではなく
・酷暑による生活負担増への対応
・アメリカの関税政策の影響に備えた緊急対応パッケージ
として実施されるもので、予備費3,880億円のうち2,880億円が電気・ガス支援に充てられます(LPガス支援含む)。
林官房長官も「国民生活の苦労に配慮しつつ、財政規律とのバランスを図る」と説明しています。
まとめと情熱電力からのお知らせ
■ まとめ
・電気・ガス料金補助が7月〜9月の3か月間実施されます
・標準家庭で月最大1,260円、合計約3,000円の負担軽減が見込まれます
・補助単価は最大で電気2.4円/kWh・ガス10円/㎥
・政策背景には「酷暑対策」+「関税政策への備え」があります
■ 情熱電力からのお知らせ
情熱電力は、こうした政府の支援策に関する情報をお届けし、
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