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2026.07.07 Tue

ゲリラ雷雨2026は全国約11万回発生予想!8月中旬がピーク、落雷による停電対策はお早めに

 
ゲリラ豪雨
 
ウェザーニュースに『今年のゲリラ雷雨 総発生回数は約11万回、8月中旬がピーク』という記事があったので調べてみました。
「さっきまで晴れていたのに、突然バケツをひっくり返したような雨と雷…」。ここ数年の夏、そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。いわゆる「ゲリラ雷雨(ゲリラ豪雨)」です。
発表によると、2026年7〜9月のゲリラ雷雨は全国でおよそ11万回。昨年の約8.8万回と比べても、過去5年平均と比べても多くなる見込みで、ピークは8月中旬とされています。ゲリラ雷雨は短時間の激しい雨だけでなく、落雷による停電や道路の冠水、河川の急な増水など、暮らしにも仕事にも影響を及ぼします。
そこで今回は、今年のゲリラ雷雨の傾向と発生のしくみ、そして今日からできる備えについて、電気に関わる会社の目線も交えながらまとめてみました。
 


 
目次

 


 

1. 2026年のゲリラ雷雨は全国約11万回!昨年より大幅増の予想

ウェザーニュースが2026年7月1日に発表した「ゲリラ雷雨傾向2026」によると、今年7〜9月のゲリラ雷雨の発生回数は、全国でおよそ11万回と予想されています。
(出典:ウェザーニュース「今年のゲリラ雷雨 総発生回数は約11万回、8月中旬がピーク」2026年7月1日)
 
昨年の発生回数はおよそ8.8万回でしたから、単純計算で約1.3倍。過去5年の平均と比べても多くなる見込みだそうです。「今年の夏は、いつも以上に急な雨と雷に注意が必要」ということですね。
主な都道府県の予想発生回数は次のとおりです。
 

都道府県 予想発生回数(2026年7〜9月)
北海道 1.4万回前後
東京都 1,300回前後
愛知県 1,800回前後
大阪府 500回前後

※出典:ウェザーニュース「ゲリラ雷雨傾向2026」
 
同発表の予想マップでは、東日本の内陸部を中心に「昨年比1.5倍以上」とされるエリアが広がっており、私たち情熱電力が拠点を置く長野県を含む中部の山沿いも、雨雲が発生・発達しやすい地域に含まれています。
雨雲の発生は山沿いがメインとされていますが、平野部や都市部にも雨雲が流れ込んだり、真上で急に発生したりすることもあります。「うちは山から離れているから大丈夫」とは言い切れないのが、ゲリラ雷雨の怖いところです。
 


 

2. 発生ピークは8月中旬。カギは「高気圧の切れ目」

今シーズンのゲリラ雷雨は、8月中旬が発生のピークになると予想されています。
7月下旬から8月上旬にかけては、日本付近が太平洋高気圧とチベット高気圧という2つの高気圧に覆われ、晴れる日が多くなる見込みです。高気圧の勢力が強い時期は雨雲の発生が抑えられる日が多いものの、気温が平年より高くなることで大気の状態が不安定になり、山沿いを中心にゲリラ雷雨が発生する日があるとされています。
 
そして8月中旬。一時的に高気圧の勢力が弱まると、湿った空気が流れ込みやすくなり、上空には寒気が南下。北日本や東日本では前線も通過しやすくなるため、全国的にゲリラ雷雨が発生しやすくなる、というのが今年のシナリオです。
ちょうどお盆休みと重なる時期ですよね。帰省やレジャー、屋外イベントの計画がある方は、当日の空模様の急変にいつも以上に気を配りたいところです。
 
9月に入ってもゲリラ雷雨は発生しますが、北日本を中心に秋雨前線の影響を受けて広い範囲での雨に変わっていくため、突発的・局地的なゲリラ雷雨は徐々に減り、シーズンは終息に向かう見通しです。
 


 

3. そもそもゲリラ雷雨はなぜ起こる?しくみをやさしく解説

ここで、ゲリラ雷雨(ゲリラ豪雨)が起こるしくみを簡単におさらいしておきましょう。
(出典:tenki.jp 知る防災「ゲリラ豪雨のしくみ」)
 
・夏の強い日差しで地面が熱せられ、地表付近の空気が温まる
・温まった空気が上昇気流となって一気に上空へ
・上空に寒気があると大気の状態がさらに不安定に
・強い上昇気流によって積乱雲がモクモクと発達
・発達した積乱雲が、局地的に短時間の激しい雨を降らせる
 
これがゲリラ雷雨の正体です。規模が小さく、突発的かつ散発的に起こるため、事前の予測が難しいといわれています。一方で、雨が続くのは長くても1時間程度と、一時的なのも特徴です。
また、都市部ではアスファルトや建物からの排熱で気温が上がる「ヒートアイランド現象」が、ゲリラ豪雨を発生しやすくしていることも指摘されています。エアコンの室外機や車の排熱も一因とされており、実は「電気やエネルギーの使い方」とも無縁ではない話なんです。
 


 

4. ゲリラ雷雨で気をつけたい被害

発達した積乱雲は、激しい雨だけでなく、雷、竜巻やダウンバーストなどの突風、ひょうといった激しい気象現象を引き起こすことがあります。ここでは特に、暮らしと仕事に直結する2つのリスクを見ていきましょう。
 
 

落雷による停電・電気設備への影響

ゲリラ雷雨とセットでやってくるのが「雷」です。落雷は停電の原因になるほか、雷の際に発生する瞬間的な過電圧(雷サージ)が電線などを通じて建物内に入り込み、パソコンや家電、事業所の設備を故障させることがあります。
 
・在宅ワーク中に停電してデータが消えた
・冷蔵庫・冷凍庫が止まって食品や商品がダメになった
・工場や店舗の機器が止まり、営業に支障が出た
 
こうしたトラブルは、夏の雷シーズンに実際に起こりうるものです。雷が近づいてきたら、パソコンなど大切な機器の電源プラグを抜いておく、日頃からデータをこまめに保存・バックアップしておく、といった基本の対策が有効とされています。
 
 

道路の冠水と河川の急な増水

ゲリラ雷雨は短時間に大量の雨が降るため、中小河川の急な増水や氾濫、低地やアンダーパス(立体交差のくぐり道)の冠水、地下街の浸水などの水害につながることがあります。
 
特に注意したいのが、川の上流でゲリラ雷雨が起きたケース。自分のいる場所では雨が降っていなくても、川の水位が急激に上がることがあります。tenki.jpの解説によると、上流の異変を知るサインは次の3つです。
 
・川の水かさが急に増える
・川の水が濁る
・木の枝などが流されてくる
 
夏休みに川遊びやキャンプへ出かける方は、このサインをぜひ覚えておいてください。ひとつでも当てはまったら、すぐに川から離れましょう。また、サイレンはダム放流の合図ですので、川のそばで聞こえたら必ず川から離れてください。
 


 

5. 家庭・職場で今日からできるゲリラ雷雨への備え

最後に、ご家庭や職場で今日からできる備えをまとめます。難しいことはありません。「知っておく」「決めておく」だけでも、いざという時の行動がまったく変わります。
 
・天気アプリや雨雲レーダーをスマホに入れ、外出前・外出中にチェックする習慣をつける
・「急に空が暗くなる」「冷たい風が吹く」「雷鳴が聞こえる」は積乱雲接近のサイン。すぐに頑丈な建物へ
・停電に備えて、モバイルバッテリーや懐中電灯、飲料水を用意しておく
・雷が近づいたら、パソコンなど精密機器の電源プラグを抜く。雷ガード付き電源タップの活用も
・冷蔵庫は停電時でも扉の開閉を減らせば保冷が長持ち。保冷剤を凍らせておくと安心
・事業所では、停電時の業務手順や連絡体制をあらかじめ決めておく
・車の運転中は、冠水したアンダーパスには絶対に進入しない
 
ゲリラ雷雨は「予測が難しい」からこそ、事前の備えがものを言います。今年は発生回数が多い予想だからこそ、この記事を読んだ今日、できることから始めてみませんか?
 


 
まとめ
ウェザーニュースの「ゲリラ雷雨傾向2026」によると、今年7〜9月のゲリラ雷雨は全国でおよそ11万回と、昨年の約8.8万回を大きく上回る予想です。ピークは、お盆休みと重なる8月中旬。高気圧の勢力が一時的に弱まり、湿った空気の流入や上空の寒気、前線の通過が重なることで、全国的にゲリラ雷雨が発生しやすくなると見られています。
 
ゲリラ雷雨は、短時間の激しい雨による道路の冠水や河川の急な増水に加え、落雷による停電や家電・設備の故障など、暮らしと仕事の両方に影響を及ぼします。天気アプリでのこまめなチェック、停電への備え、川や空の異変サインを知っておくことなど、今日からできる対策を少しずつ進めておきましょう。「備えあれば憂いなし」で、今年の夏を安全に乗り切りたいですね。
 


 
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・ウェザーニュース:今年のゲリラ雷雨 総発生回数は約11万回、8月中旬がピーク
・日本気象協会:ゲリラ豪雨のしくみ 知る防災
・政府・広報オンライン:防災・災害対策カテゴリー