お知らせ
2024.04.14 Sun

【解説!】再エネ賦課金その②

2023年度に大きく下がった再エネ賦課金単価(1.40円/1kWh)が2024年度「3.49円/1kWh」と過去最高金額になりました。
 
 
その理由のひとつは、
〇 再エネ電力の取引価格が安定したこと。
FIT(固定価格買取制度)で買い取られた再エネ電力は「日本卸電力取引所(JEPX)」という市場で取引が行われ
日本卸電力取引所での時間ごとの取引価格で売却されています。
また、この売却価格(市場での取引価格)は買取価格(発電者からの買取価格)より安くなるため
発電者に渡される売電価格はその差額を再エネ賦課金で埋める形で支払われています。
2022年は急激な市場価格の高騰によりその差額を再エネ賦課金で埋める必要がほとんどなかったのですが
2023年は2022年と比較すると「日本卸電力取引所(JEPX)」での取引価格が落ち着きました。
そのため、再エネ賦課金による補填が多く必要となりました。