お知らせ
2024.04.22 Mon

【解説!】同時同量

電力の同時同量とは、
お客さまが一定期間内に消費した電力量(電力使用量)が
その期間中に発電された電力量(発電量)と一致する状況を指します。
つまり、お客さまの消費電力量と、電力小売事業者の供給電力量が同じ量であることを意味します。
 
例えば、お客さまが電気を使っているときに、その電気が不足していると
電気が止まってしまったり、電力の安定性が損なわれる可能性があるのですが
電力は大量にストックしておくことが困難なため
需要と供給のバランスを取ることが重要になります。
 
そこで電力小売事業者は需要と供給をできる限り正確に一致させるために
お客さまの電力使用量を正確に予測しながら
お客さまの需要に合わせた電力量を調達し供給します。
 
電力の同時同量を実現するためには、
お客さまの電力使用量を正確に予測することが必要で、かつ供給側の発電量も安定していることが重要です。
 
各電力小売事業者は、需要と供給を一致させることで電力の同時同量を実現し
安定したサービスをお客さまに提供する役割を担っています。