お知らせ

INFO

2025.12.27 Sat

冬の電気代対策 暖房効率劇的アップ!エアコン設定と湿度管理で乗り切る賢い節約術

 
冬の家庭
 
冬の電気代節約について気になったので調べてみました。寒さが厳しくなると、どうしても気になってしまうのが毎月の電気代請求額ですよね。実は、冬の家庭における電力消費量のうち、約3割が「暖房」によるものだと言われています。しかし、ただ寒さを我慢して暖房を消すのは健康上も良くありませんし、快適な暮らしとは言えません。
そこで今回は、暖房器具の特性に合わせた「賢い使い分け」から、体感温度を上げるための「湿度管理」、そして意外と知られていないプロ直伝の「エアコンフィルター掃除術」まで、今すぐ実践できる節約テクニックを徹底解説します。エネルギーコストを抑えながら、この冬を温かく快適に過ごすためのヒントをお届けします。
 


 
暖房器具は「場所」と「時間」で使い分ける
一口に暖房器具といっても、その温め方には種類があります。それぞれの特性を理解し、シーンに合わせて使い分けることが節約への第一歩です。
・リビング(長時間・広範囲): エアコンやファンヒーターなど、空気を循環させる「対流式」がおすすめ。部屋全体を均一に温めるのに適しています。
・脱衣所・トイレ(短時間・狭い範囲): 電気ストーブやパネルヒーターなどの「輻射(ふくしゃ)式」が最適。スイッチを入れてすぐ暖かさを感じられます。
・おひとりさま時間(スポット): 電気毛布やこたつなどの「伝導式」が最強の節約ツールです。特に電気毛布は1時間あたり約2.25円程度と非常に経済的。テレワーク中やリラックスタイムには、部屋全体を温めるよりも効率的です。
 
エアコン効率を最大化する「温度」と「湿度」の黄金比
冬の暖房の主役であるエアコン。少しの工夫で消費電力を大きく抑えることが可能です。
 
設定温度は「20℃」を目安に
環境省が推奨する冬の室温目安は20℃です。暖房の設定温度を1℃下げるだけで、約10%の消費電力削減になると言われています。「20℃では寒い」と感じる場合は、以下の工夫を取り入れましょう。
※とはいえ、20°Cの設定は寒いですよね・・・。設定温度を下げると消費電力が削減されるという前提をご承知いただき、ご自身の環境に併せて温度を設定してください。
 
「湿度」を上げて体感温度アップ
実は、室温が同じでも湿度が上がると体感温度は上昇します。冬の室内は乾燥しがちですが、加湿器や濡れタオルなどを活用して湿度を40〜60%に保ちましょう。これにより、エアコンの設定温度を下げても寒さを感じにくくなります。
 
暖気の逃げ道を塞ぐ
せっかく温めた熱の約6割は「窓」から逃げていきます。
・厚手で床まで届く長めのカーテンにする
・窓に断熱シートを貼る
・エアコンの風向きは「下向き」に設定し、サーキュレーターで天井に溜まった暖気を循環させる
これらを行うことで、無駄なエネルギー消費を防げます。
 


 
プロ直伝!節約に直結するエアコンフィルター掃除法
フィルターが目詰まりしていると、エアコンの効率は著しく低下します。2週間に1回を目安に掃除を行いましょう。ここでは正しい手順をご紹介します。
 
1.安全確保: 必ず電源プラグを抜いてから作業します。
2.掃除機は「表」から: フィルターを外したら、まずは表面(外側)から掃除機をかけます。裏から吸うとホコリが目に詰まってしまうので注意が必要です。
3.水洗いは「裏」から: 汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗います。この時、シャワーなどは裏側から当てて汚れを押し出します。強くこすらず、優しく扱いましょう。
4.陰干し: タオルで水分を拭き取り、日陰で完全に乾かしてから取り付けます。
 


 
電源は「つけっぱなし」がお得な場合も
エアコンは起動して設定温度に達するまでに最も多くの電力を消費します。そのため、コンビニへ行く程度の短時間の外出であれば、電源を切らずにつけっぱなしにしておく方が、室温の再調整にかかるエネルギーを節約できる場合があります。 逆に、帰宅直後の冷え切った部屋を早く温めたい場合は、立ち上がりの早いファンヒーターなどを短時間併用し、ある程度温まってからエアコン単独運転に切り替えると効率的です。
 


 
まとめ
冬の電気代節約のポイントは、単にスイッチを切ることではなく「効率よく温めること」にあります。
・適材適所: 広い部屋はエアコン、個人利用は電気毛布などを使い分ける。
・環境作り: 湿度40〜60%を保ち、窓からの冷気を遮断する。
・メンテナンス: 定期的なフィルター掃除で機器のパフォーマンスを維持する。
これらの小さな工夫を積み重ねることで、快適さを損なわずにお財布に優しい冬を過ごすことができます。ぜひ今日から試してみてください。
 


 
情熱電力からのお知らせ
 
〇「節約術は実践したけれど、やっぱり電気代が高い…」とお悩みではありませんか?
日々の工夫も大切ですが、根本的な電気料金プランの見直しが、最も大きなコスト削減につながる場合があります。 情熱電力では、お客様のライフスタイルや電力使用状況に合わせた最適なプランをご提案しています。「今のプランが自分に合っているかわからない」という方は、ぜひ現在のプランや電気料金について教えてください。
私たちが、あなたの冬の暮らしをエネルギーの面から温かくサポートいたします。
 
株式会社情熱電力へのご連絡は コチラから
 
この記事に関連するページ
・経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」 家庭でできる省エネの具体的なデータや手法が掲載されています。
・環境省「Warm Biz」 ウォームビズや快適な室温設定についての取り組みが紹介されています。