【解説!】再エネ賦課金その②

2023年度に大きく下がった再エネ賦課金単価(1.40円/1kWh)が2024年度「3.49円/1kWh」と過去最高金額になりました。
 
 
その理由のひとつは、
〇 再エネ電力の取引価格が安定したこと。
FIT(固定価格買取制度)で買い取られた再エネ電力は「日本卸電力取引所(JEPX)」という市場で取引が行われ
日本卸電力取引所での時間ごとの取引価格で売却されています。
また、この売却価格(市場での取引価格)は買取価格(発電者からの買取価格)より安くなるため
発電者に渡される売電価格はその差額を再エネ賦課金で埋める形で支払われています。
2022年は急激な市場価格の高騰によりその差額を再エネ賦課金で埋める必要がほとんどなかったのですが
2023年は2022年と比較すると「日本卸電力取引所(JEPX)」での取引価格が落ち着きました。
そのため、再エネ賦課金による補填が多く必要となりました。

頑張れ!! 松本大学サッカー部


 
 
弊社メンバーが部長兼監督の齊藤先生と高校のサッカー部の先輩・後輩という
ご縁がきっかけで支援させていただいている
松本大学サッカー部さん から活動報告をいただきました。
ご報告ありがとうございます。
 
松本大学のサッカー部は 北信越大学サッカーリーグ1部 に所属する強豪チーム!!
2023シーズンは全8チーム中2位の成績を収めたそうです。すばらしい!!
インカレ出場まであと1歩。
 
とはいえ、競技なので成績はもちろん大事なことだけれど
出会った仲間と切磋琢磨しながら共有できる時間も大切にして
頑張ってほしいと思います。
 
松大サッカー部頑張れ!!

【注意喚起】詐欺にご注意ください!!

 

最近、東京電力を装ったSMSフィッシング詐欺※やメールによる詐欺等を行う事例が頻発しておりますのでご注意ください。
また、訪問販売や電話による悪質な勧誘行為も増えているようです。
※フィッシング詐欺とは銀行やクレジット会社などを装い暗証番号やクレジット番号を盗みお金を引き出す詐欺のこと。

情熱電力からSMSやメールにて電気料金請求に関する情報を送信することはありません。
もし、少しでも疑問に思われたらカスタマーセンターか担当者にご一報いただけますようお願い申し上げます。

【解説!】 再エネ賦課金

〇目的
再生可能エネルギー賦課金の目的は、太陽光、風力、地熱などのクリーンなエネルギー源からの電力を増やし、
環境に優しい社会を実現することにあります。
この制度を通じて、再生可能エネルギーの発展と普及を支援しています。

 

〇負担の仕組み
再生可能エネルギーで発電された電力を電力会社が一定の価格で買取ることが義務付けられ
買い取り価格は、通常、非再生可能エネルギー源からの電力よりも高く設定され、
その差額はお客さまが支払う電気料金に上乗せされる形で賄われます。
この上乗せ分が「賦課金」と呼ばれ、再生可能エネルギーの発電事業者への支払いに充てられることで、
再生可能エネルギーの導入促進と発展が図られます。

 

〇賦課金の計算
賦課金は、お客様が使用する電力量に応じて計算され、電気料金に上乗せされる形で請求されます。
賦課金の単価は定期的に見直され、再生可能エネルギーの市場状況に応じて変動することがあります。

 

― 賦課金の計算方法-
再エネ賦課金額=使用電力量×賦課金単価

 

使用電力量:お客様が一定期間内に使用した電力の量(kWh単位)です。
賦課金単価:再生可能エネルギーの発電に対する支援額を電気使用量1kWhあたりに換算した価格です。
(この単価は政策や市場の状況に応じて毎年調整されます。)

 

例えば
もし賦課金単価が1kWhあたり2円で、お客様が1ヶ月に500kWhの電力を使用した場合、
その月の再エネ賦課金額は以下のように計算されます。

 

500 kWh×2 円/kWh=1000 円

したがって、その月の電気料金には、再生可能エネルギー賦課金として1000円が上乗せされます。

 

〇メリット
再生可能エネルギー賦課金による負担はありますが、
これは再生可能エネルギーの導入促進による環境保護、化石燃料依存度の低下、
エネルギーセキュリティの向上など、長期的な利益につながる投資であり
再生可能エネルギーによる環境負荷の少ない社会の実現や、エネルギーの多様化に寄与することが期待されています。

【解説!】燃料費調整額

「燃料費調整額」とは

 

電気料金の計算において燃料の価格変動を反映させるための調整額のことです。
電力会社は電気を生産する際に燃料(例えば、石炭、天然ガス、原油など)を使用します。
これらの燃料の価格は市場の状況によって変動するため
一般的には電気料金もこれに応じて変動します。

 

燃料費調整額は通常電気料金の一部として設定され、毎月ごとに見直されます。
燃料価格が上昇した場合は
電力会社はコストの増加分を電気料金に反映させるために燃料費調整額を上げ
逆に、燃料価格が下がった場合はこの調整額を下げます。

 

この制度は、電力会社が燃料コストの変動リスクを消費者に一部移転することを可能にし、
また、経済状況や市場の変動による影響を緩和することを目的としています。
しかし、消費者にとっては電気料金が予測しにくくなる可能性もあり、
特に燃料価格が大幅に上昇する時期には家計に影響を与えることもあります。

 

以前は、大手の電力会社との料金の比較を容易にするため
新電力の多くは毎月大手の電力会社と同額の燃料費調整額を設定していましたが
ここ数年間で独自の価格設定を行う新電力も増えており
電気料金の見直しや各社比較の際は注意が必要です。

【寒さ対策】”うさぎ貼り”が効果的なの?

寒さ対策を調べていたら
カイロを”うさぎ貼り”すると効果的という記事を見つけました。

 

効果的なカイロの貼り方は…背中にウサギの頭と耳を作る「うさぎ貼り」 低温・寒気・10年に一度の大雪に備えて(https://news.yahoo.co.jp/articles/0bf8d2af7376eec0f52fa6772816ea4280b7785f

記事によると
貼り方ひとつで温かさが全然違うという事で
「下半身の冷えには今年の干支、『うさぎ』貼りです!」背中側、腰のあたりに普通サイズのカイロを『横向き』に1枚、
その上にミニサイズのカイロを『縦向き』で2枚貼ります。こう貼ると、うさぎの頭のように見えるので『うさぎ貼り』と呼んでいるそうですが、
背骨をくるむように走る脊柱起立筋を集中的に温めることで、下半身が温まるそうです。

 

続いて、おなかの中からの冷えには『はさみ貼り』。おなか側、下腹の位置に普通サイズのカイロを1枚、背中側、腰の位置に1枚、
いずれも横向きでおなかの中を挟むように貼ると効果的だそうです。

 

そして、全身をまんべんなく温めたい方には『2枚貼り』。背中側、肩甲骨の間に1枚、
そして腰にもう1枚横向きで貼る『2枚貼り』がおすすめということです。

 

ちなみに、「カイロを揉むと早く温まる」と聞いたことがありますが・・・よく揉んだから早く温まるということはないそうです。
むしろ、空気を取り込むための特殊な素材を使っているため、
揉んでしまうと目詰まりを越したり、中身の粉が片寄ってしまうので、揉まないでくださいということなんです。

 

なるほど・・・。カイロは揉んでも早く温まることはないのですか!!
勉強になりました!!

【節電】一番費用を抑えられる「暖房エネルギー」は何?冬を快適に過ごしたいけれど、節約もしたい方へ

昨今の物価高、ことエネルギー価格に関しては数年間高止まりの続いているように感じます。

 

そこで前回の記事に続き今回は、
『一番費用を抑えられる「暖房エネルギー」は何?』という検索をしたら面白い記事がありましたのでご紹介します。
(参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/191370557de4d1b88a8182594ab06df36950c94e

 

この記事の内容は、
「電気・ガス・灯油の3つのなかで、最もコスパのよい暖房エネルギーはどれかを検証する」というものです。
燃料代が高騰していますから、できるだけコスパの良い暖房エネルギーがなにか知りたいですよね!!

 

まず、この記事では、
電気:エアコン・電気ヒーター(ファンヒーター)・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペット・電気式床暖房
ガス:ガスストーブ・ガスファンヒーター・ガス式床暖房
灯油:石油ストーブ・石油ファンヒーター と 暖房器具の種類をピックアップして、

 

ピックアップした暖房器具の中で、
今回の記事では、「電気」「ガス」「石油(灯油)」各エネルギーファンヒーターに着目し、
1日に10時間稼働したと仮定して「電気」「ガス」「石油(灯油)」それぞれにかかるコストを計算していました。

 

この記事では結論的に

コスパがよいエネルギーは「ガス」使い方次第でコストは抑えられる。

としていてコスパの順番で、ガス<電気<石油(灯油)であったと書いてありました。

 

私自身は電力会社で働いている身ですので、『電力をお安く提供したい』というビジョンはあるのですが
実は、私も自身の経験として、暖房器具のコストとしてはガス(都市ガス使用の場合)が安いなぁ~と実感しているので
自分の感覚とも合っているなという感想です。

 

但し、記事には注意書きで
しかし製品によって、消費電力や燃料消費量は大きく異なります。 消費電力や燃料消費量が大きい製品は、その分コストがかかりますが、パワフルな運転により素早く部屋を暖めたり、輻射熱で体の芯まで温めてくれたりといったメリットがあります。長時間の使用ではコストが高額になってしまいますが、うまく使い分けることで、節約しつつ効率よく部屋を暖められるでしょう。」とあり、現実的に製品によってその性能が変わることは間違いありませんのでこの点には注意が必要です。

 

また、電力市場仕入価格が、春先や10月頃と比べ若干高くなっています。
市場連動プランにご加入の方々はさらに注意が必要です。

 

【節電】寒い時期に効率的にエアコンを使う方法は

11月に入り寒くなってきました。
今年は例年に比べだいぶ暖かな陽気の秋だったのでこの寒さがだいぶ身に染みます・・・。

 

そこで、寒い時期に節電を意識しながらエアコンを使う方法をご紹介します。

 

  1. エアコンの設定温度を調整する:室内の温度を上げすぎず、適切な温度に設定することが重要です。 冬に暖房を使う際には、20℃〜22℃程度に温度を設定すると、快適な温度でかつ消費電力を抑えられます。
  2. デュアル機能の活用:エアコンにはマルチ機能がありますので、就寝前や外出時など、必要な時間だけエアコンを動かすように設定することで、無駄な消費は避けられます。
  3. 断熱対策を行う:窓やドアの隙間をふさいだり、断熱カーテンを使うことで、室内の温度を控えめにし、エアコンの使用頻度を減らすことができます。
  4. エアコンフィルターの清掃:定期的にエアコンのフィルターを清掃することで、効率的な暖房を維持できます。清潔なフィルターはエアコンのパフォーマンスを向上させます。
  5. 局所的な暖房器具の活用:部屋全体を暖めるのではなく、使用する場所を限定して、ファンヒーターや電気毛布などの局所的な暖房器具などを利用することで、効率的にエネルギーを使うことができます。

 

これらの方法を講じることで、寒い時期でも快適な環境を保ちながらエアコンを効果的に使用することが可能です。

乾燥対策

今日から10月
段々寒くなるこれからの季節寒さ対策で暖房を使いますよね~

これから冬に向けて空気は乾燥しますが、
空気は暖めると乾燥するので暖房を使うとさらに乾燥が進みます。

 

もちろん加湿器を使い湿度を保つことが大事なのですが、
加湿器を使わないエコな乾燥対策として
1.水を入れたコップでピンポイント加湿
2.洗面器にお湯で効果UP
3.タオルや洗濯ものを室内に干しておく
4.部屋に植物を飾って加湿&空気洗浄
5.乾燥しやすいエアコン以外でお部屋を暖める
という方法がいいようです(*^▽^*)

インフルエンザや風邪予防のためにもできそうなことからやってみようかと思います。(^_^)v

再生可能エネルギー

再生可能エネルギーとは、
エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律(エネルギー供給構造高度化法)においては、
「再生可能エネルギー源」について、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」
と定義されております。

温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、
エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です。
再生可能エネルギーによる発電方法として太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスなどがあります。

次回からいろいろな発電方法の仕組みについてご紹介していきたいと思います。