エアコンを久しぶりにつける時は・・・

エアコンを久しぶりにつける時は、掃除と試運転を。
半年から一年近く放置していたエアコンの内部にはホコリが溜まります。
ホコリはカビのえさになるので、フィルターや吹出し口や、エアコン内部などにカビが繁殖しています。
まず、フィルターや吹出し口など可能なところは掃除をします。

その後、窓を開けてエアコンのスイッチを入れ、5~10分ほどそのままにします。

それでもなお、カビ臭い様ならエアコン内部のお掃除をなさった方がいいかもしれません。

エアコンの試運転実施について

経済産業省よりエアコンの試運転実施について
下記のように依頼がございましたので
情熱電力のお客さまにお知らせいたします。

 

<依頼文抜粋>
本年は、新型コロナウイルスの影響等により、2月から4月にかけてのエアコンの販売台数が、昨年度比で大きく減少しており、また、メンテナンス件数についても、例年より少ない件数で推移しております。
このような状況において、「今夏の気温は全国的に平年並より高い」との予報が気象庁から示されており、夏期の猛暑が重なった場合、エアコンの販売、設置及び修理の需要が一時期に集中することが予想され、エアコンの設置・修理に数週間程度の時間を要する状況が発生する可能性がございます。

 

依頼文にもあります通り、
今夏の気温が高いことが予想され昨今の“信州の夏”の状況を鑑みると
決して他人事ではございません。

暑くなってからエアコンを使おうと思っても
その時になってエアコンになにかトラブルがあっても
販売店は品薄、修理にも時間がかかる・・・。
という可能性もございます。

夏本番になる前のこの時期に
エアコンのスイッチをONしてみていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

冷房と除湿の機能を知って目指せ、省エネ!

エアコンの基本的な機能といえば「暖房」「冷房」「除湿」ですね。

今回は梅雨から夏にかけてよく使う「冷房」と「除湿」について詳しく解説していきます。

 

「冷房」と「除湿」の違い

 

「冷房」は温度を下げる

冷房は室内の温度を下げる事を目的とした機能です。

 

「除湿」は湿度を下げる

除湿は湿度を下げる事を目的とした機能で、この除湿には弱冷房除湿と再熱除湿という2通りの方法があります。

 

 

「冷房」はなぜ涼しくなる?

水やアルコールといった液体が気体に変わる――つまり、蒸発するとき、周囲の物体から熱を吸収するという性質があります。

例えばお風呂に入った後に体を拭かず脱衣所へあがると肌寒く感じる、注射の時にアルコールで清拭されると肌がスーっとする……など、私たちの身近でもこの現象が見られます。

 

エアコンはこの液体と期待の性質を利用して室内の温度調整を行っています。

 

 

POINT

外気の温度が高いほど、空気は多量の水分を含むことができます。(水蒸気)

夏が高温であり多湿なのはこの為です。

 

「除湿」はどんな時に使う?

湿気が嫌だな……と思った時に使うのが「除湿」機能。

この除湿機能には前述したとおり、弱冷房除湿と再熱除湿の2種類があります。

この2つがどう違うのか、説明しましょう。

再熱除湿

お部屋の空気をエアコンの内部で冷やして除湿し、その後、空気を温めて室内に戻すという運転をしています。

冷房のように温度を下げる事がないので、肌寒さを感じる梅雨など気温はそこまで高くないけれど除湿をしたいという時に向いています。

 

弱冷房除湿

微弱な冷房運転で、室内の気温を下げながら除湿するのが弱冷房除湿です。

蒸し暑さを感じる梅雨や雨、夏など、気温も湿度も高いという日に向いた除湿機能です。

 

ご家庭のエアコンにはどの除湿機能があるのかをもう一度チェックして、効率的に使う事が省エネに繋がるといえますね。

 

 

そもそも冷房と除湿どちらが電気代がかかるの?

これまでの説明からいくと、電気代が安い順は

 

1.弱冷房除湿

2.冷房

3.再熱除湿

 

となりますが、

 

例えば就寝時、寝苦しいけれど冷え性だという方は再熱除湿が適しているといえますし、冷え性だからと真夏の高温多湿の時に再熱除湿を使用すると気温が下がらないわりに電気代がかかってしまう。また、電気代が安いなら、と弱冷房除湿ばかりを使うと時期によっては肌寒さを覚えてしまったりと、それぞれの用途にあった使い方をする事が大切です。

 

まとめ

冷房と除湿について、簡単ではありますが解説をしてみました。

エアコンをもっと上手に使って、省エネを目指しましょう。

湿度が高いと熱中症になりやすい❓

なぜ、湿度が高いと熱中症になる危険性が高くなるのでしょう?
熱中症というと、気温のみに気を取られてしまうかもしれませんが、湿度が高いときも注意が必要です。
なぜかというと、汗は蒸発し気化することにより体温をさげるのですが、湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなるために体に熱がこもり、体温が下がりにくくなってしまうからです。

そのために、気温が低くても湿度が高いときにも熱中症は発生してしまうことがあります。

湿度の高いこの時期は、扇風機で風通しをよくしたり、エアコンの除湿機能で湿度をコントロールすることも大事です。

省エネしつつ快適に過ごしたい!(^^)!

そこで今回は、省エネをしつつ快適に過ごす工夫を調べてみようと思います。

雨降りだと部屋干しされる方は多いと思います。
部屋干しした洗濯物の下にくちゃくちゃに丸めた新聞紙を置くと早く乾くし室内の湿度の上昇を抑えてくれるそうです。
新聞紙は押入れの下や、雨で濡れた靴の中に入れたりすると湿気取りや消臭効果もあるそうです。

また、ペットボトルに 7分目まで水を入れてそれを 凍らせてからペットボトルの下に タオルなどを敷いて置くと周りの湿気が ペットボトルに水滴となり付いてきて、除湿機に頼らずで除湿できるようです。

除湿機で除湿すると熱中症対策になるの❓

湿度が高いと熱中症になりやすいのなら、除湿機で除湿するれば熱中症対策になるんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしませんが、除湿機は湿度を下げる事が出来ますが、室温は上がってしまいます。
湿度を下げると体感的に涼しさを感じるはずなのですが、除湿機運転中には排熱のために温かい空気を排出するので、室温は確実に上昇してしまいます。

除湿機には、コンプレッサー式、デシカント式(ゼオライト式)、ハイブリッド式の3種類がありますが、コンプレッサー式では1~2℃ほど上昇、更にデシカント式ではヒーターを加熱して運転するため4℃程度かそれ以上に室温が上昇してしまうそうです。
(ハイブリッド式除湿機は周囲の環境に応じて、夏季はコンプレッサー式、冬季はデシカント式による運転が主体となります。)

そのため、除湿機だけだと除湿はできますが、熱中症対策には相応しくないのです。

ちなみに、デシカント式は電気ヒーターを使用するために電気代はコンプレッサー式よりも高くなります。