いよいよ、寒さが本番!!
今年は三か月前予想では例年並みの寒さだったとおもいますが今のところ例年より平均気温は高いという実感です。
情熱電力の本社がある長野県ではちょいちょい「御神渡り」のニュースが流れます。
〇御神渡りについて
長野県諏訪地方振興局:諏訪湖の御神渡り(おみわたり)(リンク)
リンク先:https://www.pref.nagano.lg.jp/suwachi/suwachi-shokan/kanko/omiwatari.html
御神渡りは、諏訪湖が全面結氷して南の岸から北の岸へかけて氷が裂けて高さ30cmから1m80cm位の氷の山脈ができる、
いわば寒さの象徴ともいえる現象なのですが
今シーズンは現時点では出現していないので、やっぱりここまでは例年より気温が高いのでしょう。
とはいえ、やはり気になるのが冬の電気代です。
「うちの電気代は高いの?安いの?」と気になっている方々も多いはずです。
そこで、今回は「冬の電気代」についてプチ解説します。
まず、夏の電気代 VS 冬の電気代 どちらが高いのでしょうか?
答えは、冬の電気代です。(統計的に)
総務省の家計調査をもとに2024年冬(1月~3月)と 2024年夏(7月~9月)の電気代を比較すると
2人世帯の場合: 冬は13,265円/夏は11,984円 となっています。
出典:総務省統計局 家計調査報告(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#nen)
このような傾向は一人暮らしや3人以上の世帯でも同じで、
統計的に冬の電気代方が高いと言えそうです。
それではなぜ冬の方が電気代が高くなるのかというと大きく2つあります。
1⃣ エアコンを使う状況下での温度差
エアコンは設定温度になるまでに多くの電力量を消費します。
つまり、スイッチONした時の温度とエアコンの設定温度の差が大きいほど電力量を消費するのです。
例えば、夏の28℃の状態で設定温度26℃でエアコンをつけると、その差は2℃
冬場に部屋が10℃の状態で設定温度22℃でエアコンをつけると、その差は12℃です。
お部屋の温度を設定温度まで上げるために消費電力量が増えますので、その差は歴然です。
2⃣ 使用する電気機器が多い
夏の場合は、暑さ対策でエアコン+サーキュレーター程度で済むのですが
冬の場合は、寒さ対策でエアコン+ヒーター・ホットカーペットなど
暖房器具のダブル使いやトリプル使いが増えます。
その結果冬の電気代が高くなりやすいのです。
気になった方もいらっしゃると思いますので、この機会にご自宅や職場の電気代を確認して
「ウチは、夏と冬どっちが高いんだろう」などの比較をしていただきたいのですが、
事務所や自宅の電気代について確認しておらず、
”銀行口座から引き落とされてその時知る”パターンの方や
契約中の電力会社のマイページにログインしたことがないという方も多いのではないでしょうか。
私は、職業柄、電気料金の請求書をよく見るのですが
<実は、大手電力会社よりも高い請求をされていた>というパターンも散見されますし、
確認不足で知らず知らずのうちに単価値上げされていたということもありえます。
ぜひ、この機会に、電気代を確認する。
または、電気代の確認方法を”確認”していただければと思います。
弊社、情熱電力は大きいところでは工場・商業施設・ホテルなどの高圧施設への電力供給から
商店・事務所・飲食店などの電灯契約と動力契約(200V)の2本立て契約をされている施設への電力供給
看板照明や街灯など幅広く電力供給を行っています。
また、弊社は電気料金のお知らせを郵送+マイページにアップロードするのがデフォルトで
郵送不要でマイページのみでご確認いただく方には電気料金割引サービスを行っております。
電気料金に関するご相談はもちろんのこと、
ご契約中の電力会社について困ったこともご相談いただければ
対応策についてアドバイスさせていただきますので
株式会社情熱電力 Webページのお問い合わせフォーム
または、0263-88-1183 (直接担当者が対応します。)にご連絡いただけましたら幸いです。
情熱電力のこのお知らせページでは、
情熱電力が注目した電力に関連した様々な事柄をピックアップして掲載させていただいております。
弊社では、随時、このページを更新して参りますので
ご興味を持たれた方はまたこのサイトにお越しいただければ幸いです。
それではまた!!
2025年1月
電気代の節約! 暖房便座のフタの開けっ放しは電気代のムダ?? トイレのフタは閉めましょう。
情熱電力の『お知らせページ』で度々扱う
電気代の節約に関する話題です。
今回は、『 暖房便座のフタの開けっ放し 』について
トイレのフタについての話題と言えば。。。
「旦那がトイレを使った後にフタを閉めないので(生理的に)嫌だ!!」とか
「衛生的に汚いのでトイレを流すときはフタを閉めて」とか そんな話題もありますが、
ここでは電気代の観点からのアプローチをしてみます。
電気代のお話なので、暖房便座を使わない時期は置いておいて
これは冬の寒い時期のお話にはなりますが、
結論として、トイレのフタを閉めた方が電気代が節約できるということです。
そもそも、暖房便座のスイッチを 切る or 切らないという話もありますが、
一旦スイッチを切ってしまうと次に使う時にいきなり温かい状況からスタートというようにはならないので(笑)
ここではスイッチを入れたままということを想定しています。
資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2023年度版」によると
貯湯型温水洗浄便座のフタをトイレを使わない時に閉めた場合に開けっ放しにする場合と比べて
年間で電気34.90kWhの省エネで 約940円の節約になります。(1kWh=27円換算)
また、暖房便座の温度を低めに設定した場合は
※貯湯型温水洗浄便座で便座の設定温度を一段階下げて(中→弱)冷房期間は便座の暖房をOFFにした場合。
年間で電気26.40kWhの省エネで 約710円の節約になります。(1kWh=27円換算)
ちなみに、洗浄水の温度設定を年間一段階下げた(中→弱)場合も
年間で電気13.80kWhの省エネで 約370円の節約になります。(1kWh=27円換算)
おお!なるほど!!
要するに、細かい調整と行動が節約に通ずるということですね。
トイレはリラックス空間です!という方もいらっしゃいますし
そんなに気にしてもなぁ~という方もいらっしゃると思いますが
さはさりながら、節電は大事ということで、気になる方向けの情報発信でした。
情熱電力ではお客様の電気料金の削減や電気に関する情報発信を行っております。
・電気料金について(査定・状況診断・見積り)
・太陽光発電について など
コチラの問い合わせページか、情熱電力メール:info@jo-epco.co.jp から
お気軽にお問合せください。
今回の記事に関する参考ページとリンクを貼っておきますので参考にしていただければ幸いです。
<参考ページ(出典)>
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2023年版
https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/pdf/catalog/2023/catalog2023.pdf
<抜粋:頁146-147>
次世代型太陽電池戦略 政府も力を入れる ペロブスカイト太陽電池について①
ペロブスカイト太陽電池という太陽光発電用パネルをご存じでしょうか。
ペロブスカイト太陽電池は、日本の大学教授らが発明した日本発の技術で
従来の太陽光電池に比べ「曲げられる」「軽い」「薄い」「低コスト」などの特徴があり
今まで設置が困難であった場所にも設置できる太陽光発電パネルです。
ペロブスカイト太陽電池を使用するメリットをまとめると。
1.様々な形状に適用
ペロブスカイト太陽電池は、柔らかくて曲げやすい特徴があり
塗布・印刷などの方法で製造できるため
これまでの太陽光パネルと比べると設置場所が格段に広がります。
2.軽い・薄い
ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン太陽光パネルと比べて
厚さは100分の1 重さは25分の1 ということで軽くて薄い太陽光パネルです。
3.エネルギー変換効率はシリコン型に劣らない
ペロブスカイト太陽電池が開発された当初は変換効率がシリコン型よりも低かったようですが
現在は世界最高の26.7%という変換効率を実現しています。
4.低コスト
私が知る限り、現状でペロブスカイト太陽電池の製造コストは従来のパネルと比べると割高な印象ですが
調べてみるとペロブスカイト太陽電池の開発が進み、量産できるようになると
ペロブスカイト太陽電池の製造コストは、シリコン型の5分の1~3分の1になると見込まれているようです。
低コストになると見込まれる理由をあげると
①塗布や印刷で製造が可能なため量産できる。
②薄膜なので材料費がかからない。
③レアメタルなどの高価な金属を使わない。
④軽いので輸送・設置コストが抑えられる。
5.発電コストが抑えられる
発電効率が良く、製造コストを抑えられれば、おのずと発電コストも抑えられることになります。
経済産業省が示した2040年の目標値は発電コスト(政策経費を含まない)15円/kWh台半ばで
さらに、海外の需要を取り込めば発電コスト10円/kWh水準を見据えているとのこと。
6.弱い光でも発電できる
従来のシリコン型と比べ、弱い光でも発電することが可能です。
シリコン型は高照度(約10万ルクス)ほどの光が無ければ発電できなかったのですが
ペロブスカイト太陽電池は1000ルクスや200ルクスといった低照度でも発電することが可能です。
そのため、朝夕や曇りや雨天などの天候や日照の悪い日や、
室内のLED照明などでも発電できるためさまざまな活用シーンが期待されています。
7.日本国内で材料調達が可能
ペロブスカイト太陽電池を製造するための材料は日本国内で調達できます。
ペロブスカイト太陽電池の主な原料はヨウ素なのですが
日本は地理に次ぐ世界第2位の生産国で世界の29%のシェアを持っています。
従来のパネルを製造するにはレアメタルなど材料を輸入に頼っていたのですが
国内で材料調達が可能になると国際情勢の影響を受けにくく安定した材料調達が可能になります。
8.光透過性がある
ペロブスカイト太陽電池は光を通すためカラス窓にも使用できます。
9.色を変えられる
ペロブスカイト太陽電池は色を変えられるため使用する場所に合ったデザインなど
ある程度の調整をできる点もメリットとして挙げられます。
今回は、ペロブスカイト太陽電池の特徴について調べてまとめてみました。
ペロブスカイト太陽電池については注目が集まっているので
ちょっと調べてみればかなりの情報が上がっています。
ペロブスカイト太陽電池は、政府も次世代型太陽電池戦略として力を入れている注目の技術ですので
興味を持たれた方はいまのうちに調べておくとよいかもしれません。
参考ページ
出典:経済産業省 資源エネルギー庁
「日本の再エネ拡大の切り札、ペロブスカイト太陽電池とは?(前編)~今までの太陽電池とどう違う?」
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/perovskite_solar_cell_01.html
「次世代太陽電池戦略」
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/perovskite_solar_cell/pdf/20241128_1.pdf
情熱電力のこのお知らせページでは、
情熱電力が注目した弊社や電力に関連した様々な事柄をピックアップして掲載させていただいております。
弊社では、随時、このページを更新して参りますので
ご興味を持たれた方はまたこのサイトにお越しいただければ幸いです。
それではまた!!
電気・ガス代補助金が1月使用分から再開しています。電気料金負担軽減策支援事業について
お客様 各位
令和6年11月22日に閣議決定されました。
「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」による
電気・ガス補助金が1月使用分から再開されていますので改めてお知らせいたします。
内容につきましては、
経済産業省 資源エネルギー庁 電気・ガス支援ページをご確認ください。
https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/(リンク)
出典:経済産業省 資源エネルギー庁 電気・ガス支援ページ(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/)
この経済対策において「誰一人取り残されない形で、
成長型経済へ移行することに道筋をつけるため、継続する物価高の中、
様々な事情によって働けない方々を含め、
厳しい状況に置かれている方々を対象とし、当面の支援措置を講じる」
旨が掲げられ、具体的な施策の一つとして、
物価高により厳しい状況にある生活者を支援するため、
家庭の電力使用量の最も大きい時期である1月から3月の
冬期の電気・ガス代を支援することとされました。
〇補助金額と対象期間については下記の通りです。
<2025年1.2月(使用月)>
低圧供給 2.5円/kWh
高圧供給 1.3円/kWh
<2025年3月(使用月)>
低圧供給 1.3円/kWh
高圧供給 0.7円/kWh の補助金が支給されます。
なお、この補助金に関して、情熱電力のお客さまは改めて手続きを行う必要はなく、
前回の補助金と同様に弊社が燃料費調整額単価からこの補助金分の値引きを行います。
値引き後の金額につきましては
お客様宛に送られる弊社電気料金のお知らせやマイページにて
ご確認いただけますようお願い申し上げます。
この補助金に関するお問い合わせ先は
info@jo-epco.co.jp
0263-88-1183 までご連絡を頂戴できれば幸いです。
引続きよろしくお願い致します。
株式会社情熱電力
関連情報(弊社の過去記事リンク)
・電気・ガス代補助金来年1月から3か月間再開へ 本日、政府が経済対策を閣議決定(2024/11/22)
・電気補助金再開(酷暑乗り切り緊急支援)について(2024/08/31)
・【激変緩和措置】電気料金割引のお知らせ(2023/02/02)
電気っていったいなに?説明しようと思いましたがこれがまたなかなか難しい。。。
2025年もこのページでは、情熱電力に関するコトはもちろん
電気料金に関する話題や電力業界に関するコト、制度に関するコトなど
色々な情報をUPしていこうと考えております。
新春最初の今回は、んじゃぁ、そもそも電気って何???ということで
電気について調べてみました。
『電気』について。
電気は、現代の私たちの生活においては必要不可欠なのは間違いないと思いますが、
改めて電気について調べてみるとややこしいというか、とっても難しいです。。。
とはいえ、もてる知識を総動員し、かつ、調べたことをまとめてみます。( `ー´)ノ
〇電気とは、
電気とは、電子が移動する現象のことです。
どんな物質も原子と呼ばれる目に見えないほどの小さな粒でできていて
この原子の周囲を回り、原子を結びつけているのが電子で
電子はエネルギーを受けると他の物質に移動します。
①電子がエネルギー受ける
↓↓↓
②エネルギーを受けた電子が移動する
↓↓↓
③電子はマイナスの性質を持つためプラスの性質をもつものに引かれる
(逆にマイナスの性質を持ったものには反発。)
この電子の移動が電流です。
そして、
ある瞬間に移動する電子の量を 電流(単位:A アンペア)と呼び、
電流を流そうとする勢い・強さを 電圧(単位:V ボルト)と呼びます。
ちなみに、
電気の強さを決めるのは電圧なので、
V ボルト の単位で電気の強弱を表します。
また、物体の摩擦などによってバチバチする「静電気」も電気の一種なのですが
アレはほんの短い出来事なので明かりを点けたりするのにはとても非効率なので
今使われている電気は、摩擦のエネルギーから得たものではなく、
非電気エネルギーを電気に変換して使っていますが、これを発電と呼びます。
電気について簡単に説明しようと思ったのですが、説明のための説明が必要になりますね・・・。
つまりは、電気は、原子を結び付けている電子のプラス・マイナスが作用して電子は移動する。
結局、その移動が電気ということでしょうか。
私の力不足で簡潔な説明ができませんでしたので消化不良・・・。だと思います。
色々参考になるページの中からpanasonic Group さんのWebページがリンク可能でしたので下記に貼らせていただきます。
panasonic Group さんのWebページ「電気っていったいなに?」
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pks/library/001electricit/ele016.html(リンク)
ご興味がおありの方は『 電気 』について色々なページを読まれるのが良いかと思います。
私も今回改めて調べてみましたが、
「電流はプラスからマイナスに向かって流れていると思われているが、実は、マイナスからプラスに向かって流れている」
なんて歴史的勘違いについても知ることができました。
勉強になりました!!
情熱電力のこのお知らせページでは、
情熱電力が注目した弊社や電力に関連した様々な事柄をピックアップして掲載させていただいております。
弊社では、随時、このページを更新して参りますので
ご興味を持たれた方はまたこのサイトにお越しいただければ幸いです。
それではまた!!
株式会社情熱電力からお客様に2025年 新年のご挨拶です。(2025年もよろしくお願い致します。)
新年のご挨拶申し上げます。
~謹賀新年~
昨年は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、
何卒、昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
株式会社情熱電力 社員一同