このところ電気料金の補助一時的再開のお知らせを掲載しておりますが、
日経新聞に<「1キロワット時3.5円」補助する案を軸に調整に入る>とありましたので
こちらで続報としてお知らせします。
あくまで調整と書いてあるのでいまのところ本決まりではなくあくまで案ということですかね。
ひとまず、「1キロワット時3.5円」と言われてもピンと来ないかもしれませんが
2024年1月使用分(2月検針分)~2024年4月使用分(5月検針分)までの補助金と同等になりますので
季節によって電力使用量は違うものの概ねの規模感を把握していただければ幸いです。
但し、高圧については情報がなく、これはあくまで低圧の話だと思われますので、
高圧供給を受けているお客さまは続報をお待ちください。
2024年6月
【続報!】電気料金の補助の一時的再開
本日付けの電氣新聞に電気代補助再開についての記事が掲載されていましたのでご紹介します。
この5月・6月に電気代の補助の打ち切りや再エネ賦課金の増加で値上げとなった電気料金ですが
ここにきて岸田首相が唐突に電気代補助再開を表明しました。
記事によると
見出し:『エネ庁、対応急ピッチ』(引用:電氣新聞 2024年6月25日 1面)
・24日はエネ庁幹部や電力産業・市場室を中心に国会議員会館に説明に回っている。
・25日には自民党の成長全体会議で説明
〇補助の金額規模が焦点で、エネ庁では与党の審議を経て、今月内にも内容を固めたい方針
〇補助策は8月使用分から3か月適用する見通し とのことです。
適用は8月使用分からということですので、いまのところ9月請求分~11月請求分が補助対象になりますが、
現状で補助金をやめた途端に再開する方向に向かっていますので期間の問題よりも
記事にもあるように焦点は補助金の規模ということになりそうです。
【速報!】電気料金の補助の一時的再開
先ほど、Yahooニュースに
【猛暑予想の夏を前に電気代安くなる 岸田首相が電気料金補助の期間限定再開や年金生活者への給付金など物価高対策を表明へ】という記事が掲載されていました!
(https://news.yahoo.co.jp/articles/625f1d73998737136bd65637b1f57a5908551553)
再開される今回の補助金の規模や内容についてはまだわかりませんので
正式な通達がありましたら、また、お知らせいたします。
続報をお待ちください!!
【告知】情熱電力アンバサダー大和哲也選手の試合
情熱電力のアンバサダー 大和哲也選手が久々に出場する大会の組み合わせが決まったのでお知らせします。
メインイベンターはもちろん 大和哲也選手!!
Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.10
2024年6月30日 名古屋国際会議場
12:45〜 OPファイト
15:00〜 本戦セレモニー
15:30〜 本戦スタート
20:15(予定) 全試合終了
生粋の格闘技ファンの方には申し訳ないのですが
正直、ムエタイのルールとかよくわからないんです。。
でも、大和哲也選手を見ているとなんか元気をもらえるので
我々も当日は会場で応援します!!
『 明るく行こう!! 』
~Switch 情熱電力 ~
【解説!】再生可能エネルギーの出力抑制⑥
出力抑制(制御)についての第6回
今回は実際に出力抑制がどの程度起きているのかについてです。
離島を除き、日本で出力抑制がはじめて行われるようになったのは九州エリアです。
2018年10月以降九州エリアでは出力抑制が頻繁に発生し
北海道、東北、四国、沖縄エリアでは2022年度から
北陸、中部、関西エリアでも2023年度から出力抑制が実施されていて
出力抑制が実施されていないのは東京エリアのみです。
それでは実際に出力抑制がどの程度起きているのか?
資源エネルギー庁に「再エネ出力制御の実施状況等」という資料がありました。
ちなみに出力制御率はどの程度の発電量が出力抑制によって失われたかを示す値です。
※ 出力制御率[%]=変動再エネ出力制御量[kWh]÷(変動再エネ出力制御量[kWh]+変動再エネ発電量[kWh])×100
<2023年まで実績>
<2024年見通し>
(出典:資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 2024年3月11日資料)
2つの資料を見比べてみると各エリアともに2023年⇒2024年で出力制御は増えていて
今後も出力抑制(制御)は増えそうなのですが・・・。
とはいえ、日本は2050年までにカーボンニュートラル(脱炭素社会)をめざすと表明し
国としていまのところ再エネを推進していますので出力抑制量の低減は大きな課題です。
次回はこのとても”もったいない”出力抑制をどのように低減するか!について書きたいと思います。
ホームページリニューアルのお知らせ
いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、皆様により快適にご利用いただけるよう当社のホームページをリニューアルいたしました。
今回のリニューアルではより使いやすいホームページを目指して、
デザインとページの構成を見直し、新規機能を追加いたしました。
またスマートフォンやタブレットでの表示に対応しておりますので、デバイスを問わずにいつでも閲覧いただけます。
今回のリニューアルにより、皆様にとってより使いやすく、役立つ情報を提供できるよう努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
【解説!】再生可能エネルギーの出力抑制⑤
ここ数回にわたって、再生可能エネルギーの出力抑制について書きました。
今回は、5回目出力抑制のスケジュールについて
ある一般送配電事業者(例:○○電力パワーグリッド/送電網の管理者)のWebページに掲載されている情報を例にします。
◇ 前々日 17時頃
一般送配電事業者(例:○○電力パワーグリッド)が気象予測をもとに太陽光発電や風力発電の発電量を算出し
太陽光発電・風力発電設備に対し出力抑制を実施する可能性についてホームページ公表します。
◇ 前日 12時頃
一般送配電事業者は前日から当日にかけ、より細かく想定発電量を計算した上で、
エリア需要の予測と照らし合わせながら需給計画を策定し
再生可能エネルギー出力抑制量についての想定も行います。
17時頃
現地操作が必要な「オフライン発電所(出力抑制機能付パワーコンディショナーが未設置)」の発電事業者に
自動電話・メールを配信し出力抑制の指示を出します。
一方、「オンライン発電所(出力抑制機能付パワーコンディショナ設置済)」の発電事業者には
出力制御を実施する旨をホームページに掲載します。(出力抑制指示)
◇ 当日 6時頃
気象データをもとに当日の需給バランスを策定し
可能な場合は前日指示した出力抑制指示の一部を解除します。
実需給時までに
出力抑制対象の発電設備へ出力抑制情報を配信します。
出力抑制については時系列でこのような流れでやりとりがなされるようです。
当事者の方によると出力抑制の連絡が来ると
「”またか・・・”と結構がっくりする」ようです。
投資をして入るはずのものが入らないのですから「がっくり」なのは理解できます。