浜岡原発の最大津波を高さ25.2mとする中部電力の評価は「概ね妥当」 一方で再稼働の時期は見通せず

 
中部エリア唯一の原子力発電所である浜岡原子力発電所の再稼働についての
ニュース記事が上がっておりましたのでこちらで内容をかいつまんで共有します。
 
記事によると
国の原子力規制委員会は、静岡県御前崎市の浜岡原発の再稼働に向けた審査を進めていて
10月11日、大地震で想定される最大の津波の高さを25.2mとする中部電力の評価を「概ね妥当」と結論づけた。
ということです。
 
運転停止中の浜岡原発をめぐっては、
3号機と4号機について再稼働に必要な新たな規制基準に適合しているか原子力規制員会で審査が進められていて、
審査の争点となる
〇「基準地震動」大地震で発生し得る最大の揺れ については概ね了承され
〇「基準津波」 発生し得る最大の津波 についても現地調査や過去の記録などをもとに検討が進められてきた。
 
そして、11日の会合で中部電力は
「基準津波」について海底の地滑りなどの影響を踏まえ最大25.2mとなる評価結果を改めて報告し
それを受けて原子力規制員会ではこの評価について「概ね妥当」と結論づけた。ということですが
 
記事では
今後は施設の耐震性などの審査を進めるが、再稼働の時期は見通せない状況です。とされていました。
 
つまり、浜岡原発再稼働の前提となる基準(「基準地震動」と「基準津波」)については概ね了承されたが
建物の耐震性についてはまだ審査を進めていくということですね。
 
この委員会についての資料が原子力規制委員会のHPにUPされていましたのでコチラにリンクを貼っておきます。
第1287回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 令和6年10月11日
 

電気代!政府が今冬も支援策を実施の方向で調整

 
先日の経済再生担当大臣が就任後初めての記者会見で“ 電気料金補助金の延長を示唆した ”というお知らせをしました。
 
そのニュースの続報なのか、新しいニュースなのかはわかりませんが、
今度は政府が電気代を抑える支援策を今冬も実施する方向で調整に入ったというニュースが流れてきました。
 
記事の内容によると
10月使用分で終了する補助金を来年1月の使用分から再開させる案が有力ということですので
延長というより、再開でしょうか。
電気使用量が増える冬の対策としての意味合いが強いのかなぁと感じていますが
なにはともあれ、お客様の電気代が少しでも抑制されるとなればうれしいお知らせですので
さらにアンテナを高くして情報をキャッチしなくては。
 
また、記事には
・物価高対策として暖房需要が高まる冬場の家計負担を軽減する必要があると判断した。
・低所得世帯に対する給付金支給や自治体への交付金拡充と合わせて検討し
 衆院選後の11月にまとめる経済対策に盛り込む方針。
・電気 ガス補助金は既存予算により12月分からの再開案も浮上している。 とありますので
 
情熱電力の長野県の豪雪・極寒地域のお客様にとっては
夏より冬の補助金のほうがメリットが大きい!ですよね。
なので、再開するのであればぜひとも12月からお願いしたいところです。
 
今夏は酷暑デシタ。。。こうなると今冬の気温が大変気になるところですが
今のところ気象庁の発表では「冬の気温は、全国的にほぼ平年並の見込み」ということですので
できるだけ、冬の気温は高く・電気代は低く。となるように祈るばかりです。
 

【電気ガス補助金】経済再生大臣が延長を示唆「最大限やる」

 
昨日12月2日、経済再生大臣が就任後初めての記者会見で
2024年8月使用分(9月請求分)~10月使用分(11月請求分)に適用される
「酷暑乗り切り緊急支援」の電気料金補助金の延長を示唆しました。
 
赤沢経済再生担当大臣は
「冬になれば電気代やガス代がかさむ事態も出てくる。」
「国民が物価高で苦労するのは本意ではなく、最大限できることはやっていく。」と述べました。
 
情熱電力の本社がある長野県は、中部エリアの中でも冬場の電気使用量が比率が高い地域。
今冬も補助金が延長されれば、冬が厳しい地域にも、消費者や企業によりメリットがでると思いますので
ぜひとも「最大限」の取組みをしてきただきたい。
 
この補助金に関する続報はまたお知らせします。