日本の電源構成と第7次エネルギー基本計画から学ぶ!再エネ時代の賢い選択と未来戦略

 
エネルギーイメージ
 
日本のエネルギー政策は大きな転換期を迎えています。特に第7次エネルギー基本計画では、再生可能エネルギーの拡大や脱炭素社会の実現に向けた具体的な方針が示されました。本記事では、日本の発電電力の電源構成を踏まえながら、エネルギー基本計画の内容と今後の展望をわかりやすく解説します。再エネ事業を検討している中小企業の経営者必見の情報をお届けします。
 


 
1.日本の電源構成の現状を把握しよう
1 火力・原子力・再エネの割合とは
日本の発電電力量は、火力発電が依然として大きな割合を占めています。2023年度の実績では、以下のような構成となっています。
・火力発電(化石燃料):約68.6%
・天然ガス(LNG):約32.8%
・石炭:約28.4%
・石油等:約7.2%
・再生可能エネルギー:約22.9%
・太陽光発電:約9.2%
・水力発電:約7.6%
・バイオマス発電:約3.7%
・風力発電:約0.9%
・地熱発電:約0.3%
・原子力発電:約8.5%
火力の中でもLNGは環境負荷が比較的低く、GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル)※などの高効率技術の普及も進んでいます。再生可能エネルギーの割合は着実に増加しており、原子力の比率も徐々に回復傾向にあります。
※GTCCとは、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた複合発電方式で、一度の燃料燃焼で2段階の発電を行うため、従来型火力よりも高効率かつ環境負荷の少ない発電が可能です。
 
2 CO2排出量とエネルギー自給率の課題
火力発電に依存する現状では、発電に伴うCO2排出量が多く、地球温暖化の要因のひとつであると言われています。特に石炭火力はCO2排出係数が高く、温室効果ガス削減の観点からも早急な対策が必要です。加えて、日本のエネルギー自給率は2022年度で約13%と極めて低く、主要エネルギー資源の多くを輸入に頼っている状況です。これはOECD加盟国の中でも最下位に近い水準であり、国際的にも脆弱なエネルギー構造といえます。エネルギー安全保障の観点からも、再生可能エネルギーの導入拡大と国産エネルギー源の多様化が急務となっています。
 


 
2.第7次エネルギー基本計画の概要
1 基本方針と「再エネ最優先原則」
2025年2月18日に閣議決定された第7次エネルギー基本計画は、国内外のエネルギー環境が大きく変化する中で、日本が持続可能なエネルギー社会を築くための中長期的な政策指針として策定されました。特に「2050年カーボンニュートラルの実現」を明確に掲げたうえで、「再エネ最優先の原則」を中心に据え、再生可能エネルギーを日本の電力供給の柱に据える方針が打ち出されました。
ここでいう「主力電源」とは、単に補助的な位置づけではなく、エネルギー供給の中心を担う存在として、常に安定的・継続的に電力を供給できる能力を有する電源を意味します。これまでは火力や原子力がその役割を担ってきましたが、今後は再エネがこれに取って代わることが求められています。
第7次計画では、2030年度の電源構成として再エネの比率を36〜38%まで引き上げることを目標に設定し、具体的には太陽光や風力の大規模導入、送電網整備、地域分散型エネルギーの推進などを政策手段として明示しています。これにより、環境負荷の低減とエネルギー安全保障の両立を図るとともに、経済成長とも調和するエネルギー転換を目指しています。
 
2 原子力・水素・アンモニアの役割は
再エネのほか、原子力も一定の割合で活用しつつ、水素・アンモニアなどのゼロエミッション燃料の導入も計画されています。これはエネルギーの安定供給とCO2排出削減の両立を狙ったもので、多様なエネルギー源を活用する「ベストミックス」が求められています。
 


 
3.再生可能エネルギー拡大に向けた施策
1 FIT/FIP制度の見直しと今後の方向性
固定価格買取制度(FIT)に代わり、FIP(フィードイン・プレミアム)制度が本格的に導入され始めています。市場価格に応じた収益構造となるため、発電者には市場への対応力と自立的な経営が求められます。これはビジネスとして再エネを捉える重要な転換点です。さらに、2025年10月からはFIP制度において「早期回収スキーム」の導入も予定されています。これは、一定の条件を満たす再エネ発電事業者に対して、導入初期の収益確保を目的としたプレミアムの上乗せを可能にする制度であり、特に事業初期における資金回収リスクの軽減が期待されています。中小企業や新規参入事業者にとっては、参入障壁を下げる施策として注目されており、再エネ導入の後押しとなるでしょう。
 
2 地域主導型エネルギーと分散型システム
国は「地域脱炭素ロードマップ」において、地域主体の再エネ導入を推進しています。このロードマップは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、地方自治体が主導して取り組むべき脱炭素化の具体的な道筋を示した政策文書であり、2021年6月に国が策定しました。特に、先行して脱炭素化を目指す「脱炭素先行地域」の選定や、地域資源を活かした再エネ導入、交通・建築・産業分野の電化といった包括的な施策が盛り込まれています。分散型エネルギーシステム(マイクログリッド等)の整備や、地元企業・自治体による自立的なエネルギー管理も注目されており、中小企業にとっては地域との連携による新たなビジネスチャンスの創出が期待されています。
 


 
4.中小企業が知っておきたい導入メリット
1 自家消費型太陽光の経済効果
企業が導入しやすい再エネの代表格が、自家消費型の太陽光発電です。これは、発電した電力を売電せずに自社施設内で直接利用する方式で、電力会社からの購入電力量を減らすことができ、電気代の大幅な削減につながります。発電した電力が即時に消費されるため、送電ロスが少なく、効率的なエネルギー利用が可能です。また、太陽光発電設備の価格低下や、補助金制度の活用により、初期投資のハードルも下がりつつあります。長期的には導入コストの回収も十分に見込め、特に電気料金の高騰が続く今、導入メリットは年々増しています。さらに、環境配慮や脱炭素経営の観点からも企業価値を高める要素として注目されています。
 
2 蓄電池やPPAモデルによる収益化
蓄電池を活用すればピークカットによる電力コスト削減だけでなく、停電時のBCP(事業継続計画)対策にもなります。また、初期投資ゼロで導入できるPPA(電力購入契約)モデルを活用すれば、手軽に再エネビジネスをスタートできます。PPAモデルでは、第三者(PPA事業者)が発電設備を設置・所有・運用し、発電された電力を契約先企業に一定価格で販売します。これにより、企業は初期費用をかけずに再エネ電力を利用でき、長期契約により安定した電力価格で電力を確保することが可能になります。また、設備の運用や保守もPPA事業者が担うため、導入後の手間やリスクも最小限に抑えられます。特に、再エネ導入に慎重な中小企業にとっては、導入ハードルの低い実効的な選択肢となっています。
 


 
5.今後の展望と経営判断のポイント
1 2030年、2050年に向けた電源構成の変化予測
2030年には再エネ比率が約4割まで引き上げられる見込みです。これを達成するために、政府は複数の具体策を講じています。例えば、大規模な太陽光発電や洋上風力発電の導入拡大、FIP制度の本格運用とその早期回収スキームの導入、再エネの系統接続強化や蓄電池導入の補助などが挙げられます。また、地方自治体と連携した「脱炭素先行地域」の取り組みや、分散型エネルギーの導入促進、地熱・バイオマスなど地域資源を活かした電源開発の推進も進められています。さらに、企業や家庭への省エネ設備導入の支援など需要側の対策も強化されつつあります。これらの総合的な施策によって、持続可能なエネルギー社会への転換が加速される見通しです。さらに2050年のカーボンニュートラルに向け、火力の大幅削減と再エネ+水素・アンモニアの拡大が進みます。企業のエネルギー戦略も、長期的視点での見直しが必要です。
 
2 再エネ事業への参入を検討する際の視点
単なるコスト削減ではなく、環境配慮・地域貢献・企業価値の向上という側面も含めて、再エネ導入を検討することが重要です。補助金制度や専門家の活用も視野に入れ、中小企業でも無理なく取り組める選択肢を探りましょう。
 


 
まとめ
第7次エネルギー基本計画を読み解くことで、今後の日本のエネルギー政策の方向性が明確になり、企業の経営判断にも直結するヒントが得られます。再生可能エネルギーは単なる環境対策にとどまらず、コスト削減、事業継続性の向上、地域経済への貢献、そして企業のブランド価値向上にもつながる戦略的資源です。
特に中小企業にとっては、初期投資を抑えた導入モデルや補助金制度、地域との連携による事業スキームなど、取り組みやすい選択肢が年々整備されてきています。再エネ導入は、将来の電力価格高騰リスクの回避にもなり、長期的な経営の安定性を高める施策として位置づけられます。
再エネはもはや「選択肢」ではなく「戦略」です。環境・経済・社会の三方良しを実現する持続可能な経営のために、今こそ自社のエネルギー戦略を見直し、未来に向けた一歩を踏み出す絶好のタイミングです。
 
参考ページ
出典:経済産業省 第7次エネルギー基本計画が閣議決定されました(リンク)
出典:経済産業省令和5年度(2023年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)
 


 
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ソーラーシェアリングはなぜ広がらない?制度・コスト・現場のリアルから読み解く理由

 
ソーラーシェアリング
 
近年注目されている「ソーラーシェアリング」。農地の上に太陽光パネルを設置し、発電と農業を両立させる仕組みですが、実際にはなかなか普及が進んでいません。なぜこの有望な仕組みが広がらないのか?制度、コスト、技術、そして農家の本音など、現場のリアルを掘り下げながら、ソーラーシェアリングの可能性と課題を明らかにします。
 


 
1.そもそもソーラーシェアリングとは
① ソーラーシェアリングの仕組みと目的
ソーラーシェアリングとは、農地の上空に支柱を立て、その上に太陽光パネルを設置し、農業と発電を同時に行う仕組みです。「営農型太陽光発電」とも呼ばれ、耕作地の有効活用と再生可能エネルギーの推進を両立できるとして注目を集めています。
日本は耕作放棄地の増加や農業従事者の高齢化といった課題を抱えており、こうした背景から、農地に新たな価値をもたらすソーラーシェアリングに期待が寄せられています。
 
② どんな場所・作物に適しているのか
すべての農地に適しているわけではありません。例えば、日照を多く必要としない作物(ほうれん草、ミョウガ、シイタケなど)とは相性がよく、一方で光を多く必要とする作物(トマト、スイカなど)では収穫量が下がる恐れもあります。
また、平坦で広い農地、風が強すぎない場所、地域の農業委員会との連携がしやすい地域などが導入には適しています。
 


 
2.実際に普及しているのか?現状の把握
① 全国の導入件数とその推移
環境省や農水省のデータによると、ソーラーシェアリングの導入件数は年々増加しているものの、全体から見ればまだごく一部にとどまっています。
2023年時点では全国で約3,000件ほどとされていますが、同じ時期の太陽光発電全体の設備数と比較すると、1%未満の割合に過ぎません。
 
② 地域差とその背景
導入が進んでいるのは、千葉県・長野県・静岡県など、もともと環境意識の高い地域や、地域主導の再エネ推進事業が活発な自治体です。
一方、農業が保守的な地域や高齢化が進む地方では、制度の理解や導入のハードルが高く、普及が進みにくい現状があります。
 


 
3.ソーラーシェアリングが普及しない理由
① 農地転用のハードルと制度の複雑さ
ソーラーシェアリングを導入するには、農地の上に太陽光パネルを設置するため、「農地法に基づく一時転用許可」が必要です。この申請には、農業委員会の承認や詳細な書類提出が求められ、多くの手間と時間がかかります。
以前はこの一時転用の許可期間が3年ごとの更新制となっており、更新のたびに行政の審査を受ける必要があるため、事業の継続性に不安を抱く声も多くありました。
しかし、2023年の制度改正により、一定の条件を満たす場合には最長10年まで延長が可能になりました。これにより、より中長期的な視点での事業計画が立てやすくなっています。
では、その「一定の条件」とは何かというと、以下のようなポイントが挙げられます:
・継続的に農業が行われていること(作物の栽培や収穫が確認されている)
・営農と発電の両立が可能な設計・管理体制があること(遮光率の適正管理など)
・定期的な報告やモニタリングを通じて、営農状況を行政に説明できる体制が整っていること
農地を荒らさず、原状回復が可能な構造になっていること
このような条件をクリアすることで、営農型太陽光発電は最大10年の一時転用許可を得ることが可能となり、事業の安定性や金融機関からの評価も向上する期待があります。
とはいえ、制度の内容や運用方法は地域ごとに若干異なっており、担当する農業委員会によって判断基準が異なるケースもあります。そのため、地元行政や専門家と早い段階から連携し、制度の正確な理解と準備が不可欠です。
 
② 初期コストと採算性の不安
ソーラーシェアリングは通常の地上設置型太陽光に比べて、構造が高くなるため建設コストが2〜3割増になります。加えて、農作物の収量が下がるリスクも考慮する必要があるため、投資回収の見通しが立ちにくいという課題があります。
採算ラインを明確にできる事業者が少ないことも、導入が進まない理由のひとつです。
 


 
4.技術的・運用的な課題
① 作物への影響と農業側の懸念
パネルが日光を遮るため、作物の生育に悪影響が出るのではという不安が根強くあります。また、農作業時に支柱や配線が邪魔になることもあり、農家から「作業がしづらい」という声もあります。
農業と発電の両立には、作物の選定、支柱の配置、パネル角度などのきめ細かい調整が必要です。
 
② 発電効率とパネル管理の難しさ
ソーラーシェアリングでは、パネルの角度や高さ、設置間隔によって発電効率が左右されます。また、農地であるがゆえに、雑草対策、鳥害、ほこりや泥による汚れなど、維持管理の手間が増える傾向にあります。
メンテナンスを農家が担うのか、電力会社や事業者が担うのかといった責任の分担も曖昧なケースがあり、長期的な運用体制が課題となっています。
 


 
5.ソーラーシェアリング普及の意義と未来
① エネルギーと食料の両立という可能性
エネルギー自給率の低い日本にとって、農地を活用した再生可能エネルギーの確保は極めて重要です。
同時に、耕作放棄地の活用や農業収益の補完という意味でも、ソーラーシェアリングは農家にとってメリットがあります。“エネルギーと食料の共存”を可能にする仕組みとして、将来的には大きな価値を持つと考えられます。
 
② 普及に向けた解決策と展望
課題は多いものの、ソーラーシェアリングを支援する取り組みは全国的に広がりつつあり、自治体・教育機関・民間の三位一体のサポート体制が整いつつあることで、少しずつですが「やってみよう」と考える農家や事業者が増えています。
今後さらに普及を進めるためには、以下のような取り組みが重要です。
・制度の簡素化と明確化(農地転用ルールの統一、許可・更新手続きの省力化)
・成功事例の「見える化」(収支モデル、適作物、設計ノウハウの共有)
・地域ぐるみの連携体制の構築(農家、行政、施工業者、金融機関が連携)
こうした取り組みによって、ソーラーシェアリングは単なる発電手段ではなく、地域に根ざした“農業とエネルギーの共生モデル”として定着していく可能性があります。将来的には、食料とエネルギーの両面から持続可能な地域社会を支える「未来型インフラ」として、ますます注目されていくでしょう。
 
長野県のソーラーシェアリングの事例
長野県で営農型メガソーラー、ホウレンソウと花を栽培(掲載元:日経BP )
営農型太陽光発電・万次郎かぼちゃ完売(株式会社リックス 熊谷弘さんのブログ)
 
参考ページ
出典:農林水産省 再生可能エネルギー発電設備を設置するための農地転用許可
出典:農林水産省 営農型太陽光発電取組支援ガイドブック
 


 
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スマホ充電は何%が最適?スマホの電池を劣化させず快適に使い続けるための充電ルールと生活習慣のポイント

 
スマホの充電
 
スマホのバッテリーの減り方が速く、普段使いがどうしようもない状況になってきたので、先日、スマホを購入しました。
ショップに行っていま使っている機種の後継機が欲しいとお願いしたところ「取り寄せになります。」と言われたので、1週間ほど待ち、届いたと連絡があったのでショップに伺い購入したのですが、“ 高い!! ”スマホ本体の値段が驚くほど高くなっていました💦ビックリしましたよっ
 
そんなことがあったので、今回購入した機種はできるだけ長く使いたいと思い、スマホのバッテリーを長持ちさせる方法について調べてみました。
 
皆さま「スマホの充電って、何%になったらすべき?」と疑問に思ったことはありませんか?実は、スマホのバッテリー寿命を延ばすには「適切な充電のタイミング」と「日々の使い方」が重要らしいのです。そこでこの記事では、スマホを長く快適に使うための充電のベストタイミングや、やってはいけないNG習慣、バッテリーを守るテクニックまで詳しく解説します。今日から実践できる内容ばかりなので、ぜひ参考にしてください!
 


 
1.スマホのバッテリーの基本知識
1 リチウムイオン電池とは?
スマホに使われている多くのバッテリーは「リチウムイオン電池」です。この電池はエネルギー密度が高く、繰り返しの充放電に強いという特徴があります。しかし、使用方法によっては性能が低下しやすく、劣化が進むとバッテリーの持ちが悪くなります。
 
2 バッテリー劣化のメカニズム
スマホに使われているリチウムイオン電池は、「正極」「負極」「電解液」の3つの要素で構成され、リチウムイオンがこの間を移動することで充電や放電が行われます。しかし、使い続けるうちにこのイオンの動きがスムーズにいかなくなり、バッテリー容量が徐々に減っていくのです。
劣化の主な原因には以下のような要素があります:
■ フル充電や深放電によるストレス
リチウムイオン電池は0%や100%に近い状態で負担が大きくなります。これを繰り返すと電極が化学的に劣化し、蓄電能力が低下します。これを「サイクル劣化」と呼びます。
■ 充電回数と充電サイクル
バッテリーには「充電サイクル(充電→放電→再充電)」の回数に限界があり、一般的には約500回が目安とされます。ただし、これは0%→100%を1回とした場合で、こまめな充電をすれば寿命は長くなります。
■ 発熱による化学変化の加速
充電中や高負荷の操作(ゲーム・動画編集など)により発生する熱も、バッテリーを傷める原因になります。特に35℃を超えると内部の化学反応が激しくなり、バッテリー内部の分解やガスの発生につながります。
■ 経年劣化
どれだけ丁寧に使っていても、時間の経過とともに劣化は避けられません。これは電池内部の素材がわずかずつ劣化していく「カレンダー劣化」と呼ばれ、使用頻度に関わらず進行します。
バッテリーは「使い方」「環境」「時間」によって劣化スピードが変わります。逆に言えば、正しい使い方をすれば、劣化をゆるやかにし、長く使い続けることも可能です。
 


 
2.スマホ充電は何%がベスト?
1 理想は20%〜80%の範囲
多くの専門家が推奨するのは、スマホのバッテリー残量を20%〜80%の間で維持すること。これは、リチウムイオン電池にとってストレスの少ない“快適な充電ゾーン”とされており、この範囲で使い続けることで劣化を抑えることができます。
■ なぜ20%未満が良くないのか?
バッテリー残量が20%を切ると、「深放電」と呼ばれる状態に近づきます。この状態では、バッテリー内の電圧が低下し、電極にダメージを与えやすくなります。これが繰り返されると、バッテリーの容量が物理的に減ってしまうのです。
■ なぜ80%以上も避けた方がいいのか?
一方で、80%を超える充電は「満充電」に近づくため、リチウムイオンに高い電圧がかかります。この高電圧状態はバッテリー内部の化学反応を活発にしすぎてしまい、電極を痛める原因となります。また、満充電のまま長時間放置されると「サイドリアクション」と呼ばれる不要な反応が起きやすく、劣化が進行します。
この「20%〜80%」という充電レンジは、まさにバッテリーにとって負担が少ない“中庸”の状態。充電のしすぎや使いすぎを防ぎ、結果的に長くバッテリーを活用することができるというわけです。
 
2 フル充電や0%までの放電がNGな理由
100%までのフル充電や、0%まで使い切る「深放電」は、バッテリーに大きな負荷をかけます。特に満充電状態で長時間放置すると、内部ストレスが高まり劣化が進みやすくなります。頻繁にやっている方は、ぜひ見直してみてください。
 


 
3.バッテリーを長持ちさせる習慣
1 充電しながらの使用は避けよう
充電中に動画を見たりゲームをしたりすると、発熱が起こりやすくなります。これによりバッテリーへの負担が増し、劣化が早まる原因になります。充電中はスマホの使用を控えるか、軽い操作に留めるのが理想です。
 
2 高温・低温環境に注意しよう
スマホは高温(35℃以上)や低温(0℃以下)の環境での使用に弱く、バッテリー性能が一時的に低下するだけでなく、長期的なダメージを受けます。夏場の車内放置や、冬の屋外での長時間使用には注意しましょう。
 


 
4.やりがちなNG行動とその対策
1 寝ている間のフル充電は危険?
寝ている間に100%まで充電しっぱなしにしていませんか?現代のスマホは自動で電流を制御しますが、満充電状態が続くとやはり劣化の原因になります。可能であれば、80%あたりで止まるスマートプラグや、充電タイマーの活用をおすすめします。
 
2 急速充電とその落とし穴
急速充電は便利ですが、バッテリーが高温になるため、頻繁に使うと劣化を招く可能性があります。どうしても必要な時だけ使い、通常は通常充電モードを選ぶのが安全です。設定で「最適化充電」をONにしておくと安心です。
 


 
5.まとめ:結局、どうすればいいの?
1 スマホを長く快適に使うコツ5選
① 充電は20%〜80%を意識
② フル充電・深放電は避ける
③ 充電中の使用は控えめに
④ 高温・低温環境では使用を控える
⑤ 急速充電は必要時のみ活用
 
2 最新スマホのバッテリー事情と今後の展望
最近のスマホはバッテリー最適化機能が進化し、自動で劣化を防ぐ仕組みも搭載されています。今後は「固体電池」など、さらに高性能なバッテリーの登場も期待されていますが、ユーザー自身の使い方次第で現行機種でも十分に長持ちさせることができます。
 


 
参考ページ
TBS NEWS DIG :スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?【ひるおび】
Androidヘルプ:Android デバイスの電池を長持ちさせる
 


 
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太陽光パネルは高額だと思うのですが、それに見合うメリットはあるのでしょうか?

 
屋根置き太陽光発電
 
「太陽光パネルって高いんでしょ?本当に元が取れるの?」——そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、太陽光パネルの初期費用や補助金制度、そして実際のメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。設置を検討している方はもちろん、興味はあるけど一歩踏み出せない方にも参考になる内容です。
 


 
1. 太陽光パネルの初期費用はどのくらい?
1 設置にかかる平均的な費用とは
一般的な住宅に太陽光パネルを設置する場合、システム容量やメーカーによって異なりますが、経済産業省の資料から算出した平均的な費用は以下の通りです。
 
太陽光システム費用
出典:資源エネルギー庁 太陽光発電について2023年12月(https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/091_01_00.pdf)の37頁
 
<資料の単価で算出した設置費用>
〇システム容量:​4kWの場合 設置費用:​約100万円~150万円
 
※ ただし、弊社、情熱電力でご案内している設置費用は
・システム容量:​4kWの場合 設置費用:​約60万円~80万円ですので上記の費用はかなり高いなぁという実感です。
 
2 メンテナンスや運用にかかるコスト
太陽光パネルは比較的メンテナンスフリーですが、以下のようなコストが発生する可能性があります。
定期点検費用:​数万円程度/回(推奨頻度:4~5年に1回)​
パワーコンディショナーの交換:​約15年~20年で交換が必要となり、費用は約20万円~30万円
 


 
2. 補助金や優遇制度は活用できる?
1 国の補助金制度と申請の流れ
2025年現在、国からの太陽光発電システム単体への直接的な補助金はありません。​しかし、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築・購入やリフォームを対象とした補助金制度があります。
 
2 自治体独自の支援制度をチェック
長野県や松本市では、独自の補助金制度が設けられています。​
長野県の補助金制度:
既存住宅エネルギー自立化補助金:​自己の居住する県内の既存住宅において、信州の屋根ソーラー認定事業者との契約により、太陽光発電システムや蓄電システムを新規設置する場合、以下の補助が受けられます。
太陽光発電システムと蓄電システムを同時に導入:20万円​
蓄電システムのみを導入(太陽光パネル設置済みの場合):15万円​
太陽光発電システムとV2H充放電システムを同時に導入:15万円​
V2H充放電システムのみを導入(太陽光パネル設置済みの場合):10万円​
※ 2025年3月26日確認
松本市の補助金制度:
住まいのゼロカーボン推進補助金:​2025年4月1日より、省エネリフォームの補助金がリニューアルされ、以下のように補助額が倍増しています。
・太陽光発電設備:5万円/kW(上限20万円)​
・定置型蓄電池:20万円/申請​
・電気自動車等充給電設備(V2H):20万円/申請​
※ 2025年3月26日確認
 


 
3. 太陽光パネルの主なメリットとは
1 電気代の削減と売電収入
太陽光パネルを設置する最大のメリットは、電気代の削減です。​自家発電した電力を自宅で使用することで、電力会社から購入する電力量を減らすことができます。​さらに、余剰電力は電力会社に売電することが可能で、これにより追加の収入を得ることもできます。
 
2 災害時の非常用電源としての安心感
太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることで、停電時でも電力を供給できる非常用電源として活用できます。これにより、災害時の生活の質を維持し、冷蔵庫で食材を保存したり、スマートフォンを充電して情報を得たり、最低限の照明を確保することが可能になります。
特に近年では、地震や台風、大雪など自然災害が頻発しており、停電のリスクに備えることの重要性が増しています。一般的に蓄電池の容量は5〜10kWh程度で、冷蔵庫・照明・スマホ・テレビといった生活必需品を1日〜2日ほど稼働させることができます。
また、V2H(Vehicle to Home)対応の電気自動車を保有していれば、車のバッテリーを家庭に供給することでさらに多くの電力を確保できるため、災害対策として非常に有効です。
 


 
4. デメリットや注意点も知っておこう
1 天候や設置環境による発電量の差
太陽光発電は、天候や立地条件に大きく左右されます。曇りや雨の日が続けば、発電量は当然落ち込みます。さらに、屋根の向きや角度、周囲に高い建物や木があるかどうかによっても、発電効率は大きく変化します。
たとえば、南向きの屋根で日当たりの良い場所に設置できれば高効率な発電が期待できますが、そうでない場合は十分な発電ができない可能性があります。事前に現地調査を行い、自宅の条件に合った設置計画を立てることが重要です。
 
2 初期投資が回収できないケースも
太陽光パネルは10〜15年ほどで元が取れると言われていますが、これは「設置条件が良好で、売電価格が安定している場合」の話で、周囲の環境や立地条件の確認が必要です。現在は下げ止まっていますが、以前に比べると売電価格は年々下がっており、今後の制度変更次第では想定よりも回収に時間がかかる可能性はあります。
また、引っ越しや建て替えの予定がある場合、設置してすぐに元を取ることは難しく、コスト回収前に撤去することになるリスクもあります。ライフプランに応じた導入判断が必要です。
 


 
5. どんな人に太陽光パネルは向いている?
1 長期的に住む予定のある家庭
太陽光パネルは「長く住み続ける家」でこそ真価を発揮します。初期費用の回収には10〜15年ほどかかるため、転居や売却の可能性が低く、20年、30年と住む予定がある家庭には非常に向いています。
また、年々上昇する電気料金を抑えるための「電力の自給自足」にもつながるため、将来の電気代に不安がある方には特におすすめです。
 
2 光熱費を抑えたい子育て・共働き世帯
共働き家庭や子育て世代のように、電力使用量が多い家庭では、太陽光発電による恩恵を受けやすい傾向にあります。特に昼間に家にいる時間が長い家庭や、エアコン・電気調理器などを多く使用する家庭では、発電した電力をそのまま自家消費することで大きな節約につながります。
さらに、蓄電池を導入することで、夜間や停電時にも電力を活用できる安心感も得られます。家庭のライフスタイルに応じて、太陽光+蓄電池という選択肢を検討するのも一案です。
 


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2025年度の再エネ賦課金単価についてのお知らせ 2025年5月検針分より 3.98円/kWh に

 
電気料金明細
 
経済産業省・資源エネルギー庁が再生可能エネルギーのFIT(固定価格買取制度)・FIP(フィード・イン・プレミアム)制度に基づき、電気料金に上乗せする2025年度の再エネ賦課金が前年度に比べ、0.4兆円増え、過去最高の3.1兆円に上ると発表しました。これに伴い、企業や消費者などが負担する再エネ賦課金の単価も上がり前年比0.49円/kWh増の3.98円/kWhになります。
 
2025年度の再エネ賦課金単価: 3.98円/kWh(2025年5月検針分から2026年4月検針分)
 

2025再エネ賦課金
出典:経済産業省 ニュースリリース 2.2025年度の賦課金単価

経済産業省のニュースリリースはコチラ↓↓
再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2025年度以降の買取価格等と2025年度の賦課金単価を設定します。
エネマネXさんの関連記事はコチラ↓↓
2025年度再エネ賦課金は3.98円!値上がりの要因と推移をおさらい
 
再エネ賦課金単価の算出については、
まず、再エネの買取費用見込みの4兆8,540円から
卸電力市場での再エネ電気の販売見込みの1兆7,906億円を差し引きすると
再エネ賦課金の総額は3兆634億円になり、
この再エネ賦課金総額に電力広域的運営推進機関の事務手数料10億円を加算した金額を
販売電力量見込みの7,708億円kWhで割ると賦課金単価は3.98円/kWhということになります。
なお、卸電力市場価格の見込み(過去実績の平均値)は12.2円/kWhで、
2024年度の13.2円/kWhから1円安くなり販売収入減となっています。
 
目安として一ヶ月の電力使用量が400kWhの需要家モデル※の負担額を見ると、
(※ 総務省家計調査に基づく一般的な世帯の1ヶ月の電力使用量)
月額が前年度比196円増の 1,592円
年額が前年度比2,352円増の 19,104円となります。
 
FITが始まった2012年度は事業用太陽光発電からの買取金額は40円/kWhと現在の買取価格に比べはるかに高く
資源エネルギー庁はこれら高単価の20年間の買取期間が終わる32年度以降買取費用は減少に転じると見ていますが
同時に今後さらに再エネ普及をする前提でエネルギー基本計画を立てていますので
実際の再エネ賦課金単価が今後いくらになるかについては注目すべき点だと思います。
 
今回は、電気を使用されているすべての方に関わる『2025年度再エネ賦課金単価』についてお知らせしました。
再エネ賦課金をはじめ燃料費調整額など電気料金について理解するのは難しい部分が多く
電力会社からの請求に対して”請求されたからなんとなく支払っている”という方が多いのではないかと思います。
 


 
弊社、情熱電力ではそういった需要家様の疑問や質問に対して、できるだけわかりやすくお伝えしていこうと考えており
弊社のお客さまはもとより、他社とご契約の方からのご質問にもスピーディーにお答えいたしますので
疑問や質問があれば、お気軽にご連絡を頂戴できましたら幸いです。
 
また、情熱電力のこのお知らせページでは、
情熱電力が注目した電力に関連した様々な事柄をピックアップして掲載させていただいております。
弊社では、随時、このページを更新して参りますので
ご興味を持たれた方はまたこのサイトにお越しいただければ幸いです。
 
それではまた!!
 

蓄電池の系統連系が早まる新制度 早期連系に向け追加対策 2025年4月に開始!

 
チェック
 
再生可能エネルギーの普及とともに注目を集める「系統用蓄電池」。2025年4月からは、系統接続をスムーズにするための新たな「早期連系追加対策」が始まります。本記事では、資源エネルギー庁が発表した最新制度のポイントをわかりやすく解説。導入を検討している事業者や投資家にとって、知っておきたい制度の概要やメリット・注意点を5つの視点でまとめました。
 


 
1.なぜ今、系統用蓄電池が注目されているのか?
① 急増する接続希望とその背景
2024年末時点での系統用蓄電池の連系済容量は約17万kW。一方、接続検討中は9,500万kWにも上り、接続契約済みは約800万kWと爆発的な関心を集めています。特に東北エリアでは、需要の3倍以上に相当する容量が接続検討中であり、再エネ主力電源化の流れの中で、蓄電池は欠かせない存在になっています。
 
② 系統用蓄電池の役割と期待される効果
系統用蓄電池は、発電と充電の両方を担うことで、需給バランスの調整や出力変動の平準化に貢献します。特に脱炭素社会の実現には、再エネの出力変動を吸収する柔軟性の高い電源としての蓄電池が求められています。
 


 
2.2025年スタート!早期連系追加対策の概要
① 系統増強なしでも接続可能に
従来は系統増強工事が必要だった蓄電池接続ですが、2025年4月からは一定の条件を満たせば、工事なしでも早期連系が可能に。その条件とは、特定時間帯の充電制限に同意すること。これにより、系統の過負荷を回避しつつ接続を実現できるようになります。
 
② 適用対象と除外される設備の違い
対象となるのは基幹系統およびローカル系統(配電用変圧器を除く)に接続される、再エネ併設を含む系統用蓄電池です。一方、低圧蓄電池については、管理の煩雑さを考慮して当面の対象外とされます。
 


 
3.充電制限の仕組みと安全性対策
① 時間帯制限でトラブルを防ぐ新ルール
早期連系の条件として設定される充電制限は、主に系統が混雑する時間帯(例:点灯帯)に充電を行わないことが求められます。また、制限時間は全国一律で上限12時間を目安とし、これにより、早期連系追加対策を適用した蓄電池は、容量市場等への参入は制度的に妨げられることはなく、逆に、充電制限を理由に各種市場・制度のリクワイアメントが達成できなかった場合でも免責の対象とはならない。とされています。
なお、充電制限時間の上限「12時間」を超えることが見込まれる系統には、早期連系追加対策は適用されず、早期連系追加対策の適用後に、系統状況の変化によって充電制限時間が上限を超過する場合は、系統増強を行うことで対処することになります。
 
② オフライン制御とフールプルーフ設計の重要性
オンラインでのリアルタイム制御が間に合わないため、当面は蓄電池事業者が自ら制御を行います。このため、誤作動を未然に防ぐ「フールプルーフ」設計が義務付けられており、安全確保と確実な運用が求められます。
※「フールプルーフ」設計:誤った操作や設定による事故を防止するために、製品やシステムを設計する手法のこと。
 


 
4.先着優先と上限設定の考え方
① 蓄電池同士の優先順位と公平性
一つの系統に複数の蓄電池が接続される場合、先に接続された事業者(先着)の条件を変更しない方針が取られます。後から接続する事業者(後着)は、既存条件を前提に新たな制限が課せられます。
電力システム改革において、多くの場面で「先着優先」という考え方が廃止されてきましたが、この蓄電池早期連系はあくまで暫定対策であり、蓄電池は再エネ電源以上に立地の自由度が高いため、混雑系統への接続を回避することを促すためと考えられます。ただし、蓄電池以外の理由により系統状況に大きな変化が生じた場合は既設蓄電池の充電制限の条件も見直すこと可能であるということです。
 
② 系統ごとに異なる接続上限の目安
一送(一般送配電事業者)は、各系統の運用状況に応じて過負荷容量を定め、それを上限として早期連系を許可します。これにより、特定エリアへの集中を避け、安定した運用が可能になります。
 


 
5.導入を検討する事業者へのポイント
① 提供される系統情報と判断材料
蓄電池事業者が投資判断を行いやすいように、一送は接続検討時に「1時間ごとの潮流データ」や「運用容量」などの系統情報を提供します。これをもとに、事業者は制限時間の見積もりを行い、申込みに進みます。
 
② 今後の制度動向とマーケットへの影響
早期連系対策はあくまで暫定的な措置であり、将来的にはノンファーム接続のような制度整備も見込まれています。系統用蓄電池の市場参入を促進しつつ、電力インフラの柔軟性を高める重要な一歩となるでしょう。
 


 
蓄電池の早期系統連系新制度に関する記事
ITmedia:系統用蓄電池の早期連系に向け追加対策 2025年4月に開始へ(リンク)
資源エネルギー庁:2025年3月17日開催 第2回 次世代電力系統ワーキンググループ(リンク)
 


 
情熱電力は、電気料金をお安くという大前提のもと、
電気にかかわる課題ついては弊社にお任せいただき、
お客さまが電気料金について考えたり、悩んだりする時間を最小限に!! をモットーに営業しています。
 
電気料金(他社様の料金も含めて)のご相談はもとより、
省エネや、エネルギーコストの削減、再エネ導入や蓄電池、電気工事についてなど
電気回りのご相談はお気軽に弊社にお寄せください。
 
また、このお知らせページでは、
情熱電力が注目した電力に関連した様々な事柄をピックアップして掲載させていただいております。
弊社では、随時、このページを更新して参りますので
ご興味を持たれた方はまたこのサイトにお越しいただければ幸いです。
 
それではまた!!
 

「電気記念日」今日3月25日は「電気記念日」です!!由来と歴史を解説します。

 
電灯
 
私たちの生活に欠かせない「電気」。そんな電気に関する記念日があることをご存じですか?それが毎年3月25日の「電気記念日」です。この日は日本で初めて電灯がともされた歴史的に重要な日を記念して制定されました。
そこで、本記事では、「電気記念日」の由来や制定された理由、そしてその歴史的背景についてわかりやすく紹介します。
 


 
1. 電気記念日とは?いつ制定されたのか
「電気記念日」は、日本電気協会によって1927年(昭和2年)に制定された記念日です。
毎年3月25日に定められており、日本で初めて本格的に電気が使われた日を記念しています。
この記念日は、先駆者の偉業をたたえ、今後の新たな発展を誓う日としており、
電気というインフラの重要性を広く社会に伝え、電力の健全な利用を促すことを目的としています。
出典:一般社団法人日本電気協会 電気記念日の由来(リンク)(https://www.denki.or.jp/about-event-origin/)
 


 
2. 3月25日になった理由は?
「電気記念日」が、なぜ3月25日なのかというと、1878年(明治11年)3月25日に、日本で初めて電灯が灯った日だからです。
この日、工部省電信局は、万国電信連合に加盟する準備として東京・木挽町に電信中央局を設け、その開局祝賀会が、東京・虎ノ門の工部大学校(現在の東京大学工学部の前身のひとつ)の講堂で開催されました。
工部卿伊藤博文の命により、英国人エアトン教授の指導のもと、ローブ電池50個を使ってアーク灯(電気の光源の一種)が点灯されました。
この出来事が日本における電気の夜明けともいえる重要な一歩となったのです。
 


 
3. 日本初の電灯点灯のエピソード
工部大学校の開校式では、招待された来賓や政府関係者が、「不夜城に遊ぶ思い」と驚嘆の声をあげ、人工の明かりに驚きと感動を覚えたと記録されています。
このとき使われたアーク灯は、白熱電球とは違い、強い光を放つもので、夜を照らす技術の可能性を日本中に示しました。
その後、1886年には東京電灯会社が設立され、電気のある暮らしが徐々に広まっていきます。
また、電気の動力への利用は電灯よりも少し遅れて、明治23年(1890年)11月、東京・浅草の凌雲閣(12階)のエレベーター運転用として、7馬力電動機に供給されたのが初めてです。明治28年2月には、京都伏見線で電気鉄道が初めて営業運転を行いました。
 


 
4. 電気記念日に込められた想いと目的
「電気記念日」は、ただの記念日ではありません。私たちの生活に欠かせない電気が、どのように社会に普及してきたのかを知り、感謝と理解を深める日でもあります。
また、電気を“当たり前”と思わず、エネルギーの使い方を見直すきっかけとしても活用されています。学校や地域でも、エネルギー教育の一環として取り上げられることが多い記念日です。
 


 
まとめ
電気記念日は、電気が日本にもたらされた歴史と、その恩恵を再認識する大切な日です。
1878年3月25日、たった数灯の光から始まった電気の歴史は、今や私たちの暮らしの土台となっています。
この日をきっかけに、身近なエネルギーである「電気」について、少し立ち止まって考えてみるのも良いかも知れません。
 


 
情熱電力は、電気料金をお安くという大前提のもと、
電気にかかわる課題ついては弊社にお任せいただき、
お客さまが電気料金について考えたり、悩んだりする時間を最小限に!! をモットーに営業しています。
 
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太陽光発電所のケーブル盗難対策|効果的な防犯策と対策商品もご紹介します。

 
太陽光発電設備
 
近年、太陽光発電所を狙ったケーブルの盗難被害が急増しています。銅線の価格高騰が背景にあり、一度盗まれると修理費用や発電停止による損害が甚大です。この記事では、太陽光発電所のケーブル盗難の実態を解説し、具体的な対策方法や有効な防犯商品を紹介します。防犯対策を強化し、大切な設備を守るためのポイントを押さえておきましょう。
 
1. 太陽光発電所で多発するケーブル盗難の実態
 
① 盗難の手口と被害状況
太陽光発電所でのケーブル盗難は、主に以下のような手口で行われています。
 
夜間や早朝の無人時間帯を狙う
フェンスの隙間や防御の甘い部分から侵入
ケーブルを手早く切断し、運搬しやすいサイズに分割
転売を目的として銅線を盗む
防犯カメラの死角を利用し、証拠を残さない工夫をする
被害の多くは地方の発電所や監視体制の弱い施設で発生しており、一度盗まれると再発するケースも多いです。
 
② 盗難による経済的・運用上の影響
盗難による影響は甚大です。
 
修理・交換費用の増大:新しいケーブルの購入や工事費用が発生
発電停止による収益減少:長期間、売電収入が途絶えるリスク
契約違反や補償問題の発生:電力供給義務が果たせなくなる可能性
設備の損傷による追加修理費用:ケーブル切断時に機器が破損することもある
このような被害を防ぐためにも事前の盗難防止策が重要になります。
 


 
2. 盗難リスクを高める要因とその対策
 
① 発電所の立地と侵入しやすさ
盗難リスクの高い発電所には、次の特徴があります。
 
人通りの少ない郊外や山間部にある
フェンスやゲートが低く、簡単に侵入できる
夜間の照明が少なく、監視が行き届かない
対策としては、以下の方法が有効です。
 
フェンスの高さを2m以上にし、有刺鉄線を設置
防犯カメラを設置し、夜間監視を強化
ソーラー式の防犯灯を活用し、夜間の視認性を向上
 
② 盗難を防ぐための基本的な管理体制
盗難防止には、管理体制の強化が不可欠です。
 
定期的な巡回・監視を実施する
発電所のアクセス管理を厳格化し、不審者の立ち入りを防ぐ
警備会社と契約し、異常時の即対応を可能にする
近隣住民との情報共有を行い、不審者を監視する
これらの対策を組み合わせることで、盗難リスクを低減できます。
 


 
3. 効果的な盗難防止策とは?
 
① 監視カメラとセンサーを活用した防犯強化
監視カメラやセンサーの導入は、盗難防止において最も基本的で有効な手段です。
 
赤外線暗視機能付きカメラを設置し、夜間の監視を強化
動体検知機能を備えたカメラで、不審な動きを即座に記録
スマートフォンと連携し、リアルタイムで監視可能なシステムを導入
また、異常時に警報を発するセンサーと併用することで、即時対応が可能になります。
 
② 防犯フェンス・ゲート設置の重要性
フェンスやゲートの強化も重要です。
 
高さ2m以上の金属製フェンスを設置し、物理的な侵入を困難にする
電気フェンスを導入し、不正侵入時に警報を発する
強化ゲートを設置し、許可された車両のみ立ち入り可能にする
フェンスの防御力を上げることで、盗難犯の侵入を抑止できます。
 


 
4. 盗難対策商品とその選び方
 
① 防犯カメラ・センサーライトの活用
防犯カメラやセンサーライトを効果的に活用しましょう。
 
遠隔監視可能な防犯カメラを導入し、リアルタイムで状況を把握
人感センサー付きのライトを設置し、不審者が近づいた際に自動点灯
夜間監視のために赤外線カメラを採用し、暗所でも鮮明に映像を記録
これらを組み合わせることで、夜間の盗難リスクを大幅に低減できます。
 
② 銅線専用の盗難防止タグ・特殊コーティング
盗難対策として、銅線そのものの防御策もあります。
 
GPS追跡機能付きの盗難防止タグをケーブルに装着
特殊コーティングを施し、転売時に価値をなくす
アルミ導体ケーブルの導入
ケーブルを地中埋設し、簡単に持ち出せないようにする
タイナビプロテクターなどのプロテクターの設置
こうした方法を採用することで、盗まれてもすぐに特定・追跡が可能になります。
 


 
5. 最も有効な盗難対策とは?
 
① 複数の防犯対策を組み合わせた抑止力強化
最も効果的な盗難対策は、複数の防犯策を組み合わせることです。
 
防犯カメラとセンサーライトの併用
フェンスの強化と侵入防止設備の導入
夜間照明の設置
遠隔監視システムの導入
防犯看板の設置
これらを同時に実施することで、「盗めない環境」を作ることが可能になります。
 
② 地域や警察と連携した効果的な防犯戦略
地域全体での防犯強化も重要です。
 
地元住民と協力し、不審者情報をリアルタイムで共有
警察と連携し、パトロールを強化する
発電所の警備体制を地域全体で確立する
このように、地域ぐるみでの防犯対策を行うことで、犯罪者に「リスクの高い場所」と認識させることができます。
 


 
まとめ
 
太陽光発電所のケーブル盗難は、大きな経済的損害をもたらします。しかし、適切な防犯策を講じることで、盗難リスクを大幅に低減できます。
 
物理的防御(フェンス・ゲート)
監視強化(防犯カメラ・センサー)
盗難防止商品(GPSタグ・コーティング)
地域・警察との連携
これらの対策を総合的に活用し、太陽光発電所の安全を確保しましょう。
 


<参考ページ>
出典:日経BP 海外で対策が進むケーブル盗難、日本との違いは?(リンク)
出典:ENETECH 太陽光発電所 最新の防犯対策(リンク)
出典:省エネの教科書 【2024年最新】太陽光発電所の盗難 [防犯と復旧工事の流れ](リンク)
 
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全固体電池とは? 全固体電池が未来を変える!メリット・課題と今後の展望

 
全個体電池
 
スマートフォンや電気自動車(EV)のバッテリーが、より長持ちし、安全で、急速充電が可能になったら――そんな未来がすぐそこに来ています!「全固体電池」は、従来のリチウムイオン電池の弱点を克服し、エネルギー革命を引き起こす次世代バッテリーとして期待されています。本記事では、全固体電池の仕組み、メリット・デメリット、そして一般消費者にもたらす未来の変化について、分かりやすく解説します。あなたの暮らしを大きく変える技術、ぜひチェックしてみてください!
 


 

1. 全固体電池とは?次世代バッテリーの仕組み

① 全固体電池の基本構造と特徴
全固体電池は、バッテリーの中にある「電解質」が固体になっているのが最大の特徴です。従来のリチウムイオン電池は液体の電解質を使っているため、発火や液漏れのリスクがありました。しかし、全固体電池はその心配がほぼなく、安全性が飛躍的に向上しています。
 
② 従来のリチウムイオン電池との違いとは?
リチウムイオン電池は普及していますが、寿命が短く、充電回数を重ねると性能が低下する問題がありました。一方、全固体電池は長寿命で、エネルギー密度も高いため、より小型で軽量なバッテリーが実現可能です。
 


 

2. 全固体電池のメリット!夢のバッテリーが現実に

① 圧倒的な安全性:発火リスクがほぼゼロ
リチウムイオン電池の発火事故が問題視される中、全固体電池はそのリスクをほぼゼロにできます。液漏れのリスクが少なく、高温・高圧でも発火するリスクが低く、低温時も電解質が凍結しません。ですから、様々な環境下で活躍する。特に電動車両や子航空関連において、安全性の向上は非常に重要で、多くの企業が導入を進めています。
 
② 長持ち&急速充電!スマホもEVも進化する
「充電のたびにバッテリーが劣化する…」という心配はもう不要。全固体電池は従来の電池よりも長寿命で、充電時間も大幅に短縮されます。スマートフォンなら数分でフル充電、EVなら通常電源では数時間、高速充電器では30分から1時間ほど、場合によっては5分以下で充電完了する未来が実現しようとしています!
ちなみに、
日産は全固体電池の急速充電性能として5分で満充電できることを目指しています。(出典:日経XTECH)
パナソニックホールディングスは、充電率10%から80%にするまで3分で充電(出典:日経XTECH)
トヨタは、10分でフル充電できる全固体電池を搭載したEVを開発( YouYube:FNNプライムオンライン)
日本のメーカー各社の全固体電池の開発目標などの記事がありましたの参考に載せておきます。
 


 

3. それでも課題はある?全固体電池のデメリット

① まだ高価?大量生産の壁とは
現状、全固体電池は生産コストが高く、大量生産が難しいと言われています。しかし、トヨタやパナソニックなどが量産化に向けて技術開発を進めており、今後価格が下がることが期待されています。
 
② 低温に弱い?冬場の使用に課題あり
液体を含むリチウムイオン電池と比較すれば優位ではあるものの、現状では低温環境で性能が落ちる点も課題の一つです。特に寒冷地でのEVの利用には改善が必要ですが、研究が進んでおり、将来的には解決される見込みです。
他には、固体の中をイオンが移動するため、液体の電池と比較して移動する際の抵抗が大きくなり、出力が上がりにくいという課題もあります。
 


 

4. どこで使われる?全固体電池の活躍シーン

① EV(電気自動車)で航続距離が飛躍的に伸びる!
全固体電池が普及すれば、EVの航続距離が1,000km以上になるとも言われています。充電時間の短縮と合わせて、ガソリン車並みに便利なEVが登場するのは時間の問題です。
 
② スマホや家電、再生可能エネルギーにも革新が!
スマートフォンやノートPCのバッテリー寿命が2倍以上になり、数分でフル充電が可能になると考えられています。また、太陽光発電や風力発電の電力を効率的に蓄える技術としても注目されています。
 


 

5. 未来はどうなる?全固体電池の普及と展望

① トヨタやテスラも開発中!各社の最新動向
トヨタは2027年までに全固体電池搭載EVの量産を目指しており、テスラや日産も開発を進めています。各社が競争することで技術革新が加速し、一般消費者が手にしやすい価格になる日はそう遠くありません。
 
② 価格低下で誰でも使える時代がすぐそこに!
最初は高価でも、技術の進歩と量産化によって、最終的には従来のリチウムイオン電池と同等、もしくはそれ以下の価格になると予想されています。10年以内に、スマートフォンやEVが全固体電池を搭載するのが当たり前の時代が来るかもしれません。
 


 

まとめ 全固体電池は未来の暮らしを変える!

全固体電池は安全性、充電速度、寿命の点で従来の電池を大きく上回り、私たちの生活を便利にする可能性を秘めています。課題はあるものの、技術開発が進んでおり、今後数年で私たちの身近な製品に採用される日が来るでしょう。これからの進化にぜひ注目してください!
 
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~Jリーガーから農業に転身~ 高崎さん家(元松本山雅)の長芋 ”勝手に” 応援する!!

 
情熱電力の本社がある長野県松本市には「松本山雅」というサッカーチームがあります。
 
まずは、
<松本山雅の紹介>
松本山雅FC(まつもとやまがエフシー)は長野県松本市をホームタウンとするサッカークラブでJリーグに所属しています。
クラブのルーツは1965年に創設された「山雅サッカークラブ」で、地元の喫茶店「山雅」が名前の由来です。
2009年にJFL(日本フットボールリーグ)に昇格し、2012年にJリーグ参入を果たしました。
クラブカラーはグリーンで、「One Soul(ワンソウル)」のスローガンのもと、地域と一体となった熱いサポートが特徴です。
2015年にはJ1昇格を果たし、J2とJ3を行き来しながらも、常にトップリーグ復帰を目指しています。
ホームスタジアムはサンプロ アルウィンで、熱狂的なサポーターがスタンドを緑に染める光景は圧巻です。
地元密着のクラブとして、地域貢献活動にも積極的に取り組んでおり、松本市や長野県全体に大きな影響を与えています。
 
その松本山雅の元選手高崎さんと情熱電力のお客様のご紹介で顔見知りになり、
飲みながら話をしていたら農業をやっているというので、
夏にはスイカを購入し、今回は長芋を購入させていただきました。
今回の記事を書くにあたり高崎さんはどんな選手だったんだろって思って調べてみたら
凄い選手なんだな~と今さら・・・(高崎さんごめん m(__)m)
 
一緒にお酒を飲んだり、話をしていると背が高くてイケメンの気のいいお兄さん。
見た目に反して(笑)真面目人だなという印象です。
そういえば、この前の飲み会でもたまたまお店に居合わせたお姉さんたちが湧いていました(^^♪
ちなみにChatGTPに高崎さんの紹介文を書いてもらいましたがこんな感じ↓↓
 
<高崎選手(高崎 寛之(たかさき ひろゆき))の選手紹介>
高崎寛之(1986年3月17日生まれ)は、茨城県出身の元プロサッカー選手で、ポジションはフォワード(FW)。
圧倒的なフィジカルと高さを活かしたポストプレーが持ち味で、多くのクラブを渡り歩いた経験豊富なストライカーです。
 
〇経歴と松本山雅での活躍
高崎選手は浦和レッズでプロキャリアをスタートし、その後、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、鹿島アントラーズ、大宮アルディージャ、V・ファーレン長崎などを経て、2016年に松本山雅FCへ完全移籍。
松本では主力FWとして活躍し、2018年シーズンにはJ2リーグでキャプテンを務め、チームのJ1昇格に大きく貢献。このシーズン、リーグ戦14ゴールを挙げ、勝負強さを発揮しました。
その後、2019年に鹿児島ユナイテッドFCへ移籍し、藤枝MYFCでもプレー。2022年に現役を引退しました。
〇松本山雅でのレガシー
高崎選手は、松本山雅の歴史において「チームをJ1へ導いたストライカー」として今でも語り継がれる存在。
彼の献身的なプレースタイルとリーダーシップは、チームとサポーターの記憶に深く刻まれています。
 
地元が茨城県なのに、山雅には3シーズンしかいなかったのに
松本に残って地元の農業を支えてくれているとは!!
カッコいいじゃありませんか。ホント。
しかも、サッカーだけじゃなくて、農業もすごいのか?
高崎さんが作るスイカ・長芋どちらもとっても美味しいです。
 
そういえば、高崎さんが作っている白ヒラタはTV(青空レストランなど)でも取り上げられたりしています!
リンクを貼っておきますのでちょっと見てみようという方は高崎さんのページに行ってみてください。
 
高崎さん(信州Farm Land)のインスタ( https://www.instagram.com/shinshu_farm_land/ ) リンク
高崎さんがやっている信州Farm LandのBaseサイト ( https://sinshufarm.base.shop/ )リンク
 

高崎さん
長芋の箱に入っていたメッセージカード

 
ながいも①
立派な長芋が入ってた!!

 
長芋の箱
化粧箱には高崎さんのサイン入り!!

 
長芋③
プリウスのトランクに積めるだけ積んでもらいました。

 
この『お知らせページ』では、情熱電力が応援する方々が活躍する様子など時々発信しています。
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それではまた!!