「節電プログラム」について

 
情熱電力のお客様 各位
 
 
弊社は、経済産業省が発表した「節電プログラム促進事業」に応募し、無事採択されました。
 
「節電プログラム促進事業」は、
今冬の厳しい電力需給が見通されるなか、供給力の確保に加えて需要面の対策として、
少しでも多くの国民や企業の皆様が電気の効率的な利用に取り組んでいただけるよう官民連携して行う取組みです。
 
節電プログラムの詳細につきましては今後改めてお客様にご案内させていただきますが、
 
国の補助制度を使い、
参加特典として
参加表明いただいたお客様には
低圧供給のお客様は節電プログラムへの参加登録で 2千円割引
高圧供給のお客様は節電プログラムへの参加登録で20万円割引の割引を予定しております。
 
また、
削減達成特典として
前年同月比で3%以上電力使用量の削減を達成されたお客様には
低圧供給のお客様は 千円割引/月割引
高圧供給のお客様は2万円割引/月割引を予定しております。
 
さらに、
弊社独自の取組として
お客様の使用量削減に応じた割引も予定しております。
 
参加方法や特典付与などの詳細に関しましては、今後改めて告知させていただきますので、もうしばらくお待ちください。
 
弊社は、電力以外のサービスも含め、総合的なお客さまのご負担軽減に、今後も積極的に取り組んでいく考えです。
よりお客様に満足いただけるサービスを目指し、鋭意努力を重ねてまいりますので、
引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
 

燃料費調整制度の上限価格撤廃について

 
平素より情熱電力をご利用いただき誠にありがとうございます。
 
弊社は燃料費調整額につきまして、
これまで中部電力ミライズ株式会社が毎月定める低圧供給に係る燃料費調整単価に準じて算定を行って参りましたが、
適切な資源価格を反映し安定的に電力を供給することを目的として、
燃料費調整単価の算定における上限平均燃料価格及びこれに基づく燃料調整単価の上限設定を撤廃いたします。
 
適用日:2022年9月1日より
(適用日は上記の日程となりますが、2022年9月の電気料金における燃料費調整額は中部電力ミライズと同額です。
弊社のお客様はお手元に届く電気料金のお知らせでご確認ください。)
 
なお、
今回のお知らせは弊社の燃料費調整単価の算定式を変更するものではなく、
あくまで上限価格を撤廃して適切な資源価格を反映する措置であり、
昨今、新電力各社で導入されている市場平均単価を反映した「独自燃調」とは異なりますのでご承知おきください。
 
※燃料費調整制度とは、
石油、石炭などの火力発電燃料の価格変動に応じて毎月自動的に電気料金を調整する制度です。
燃料価格が上昇した場合は燃料費調整額を加算し、
燃料価格が低下した場合は燃料費調整額を差し引き電気料金を算定します。
 

年末年始休業のお知らせ

 
平素は格別のお引き立てを頂き、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、当社では以下の期間につきましては、
休業とさせていただきます。
ご不便をおかけ致しますが、宜しくお願い申し上げます。
 
2021年12月28日(火) ~ 2022年1月4日(火)
 

乾燥対策

 
今日から10月
段々寒くなるこれからの季節寒さ対策で暖房を使いますよね~
 
これから冬に向けて空気は乾燥しますが、
空気は暖めると乾燥するので暖房を使うとさらに乾燥が進みます。
 
もちろん加湿器を使い湿度を保つことが大事なのですが、
加湿器を使わないエコな乾燥対策として
 
1.水を入れたコップでピンポイント加湿
2.洗面器にお湯で効果UP
3.タオルや洗濯ものを室内に干しておく
4.部屋に植物を飾って加湿&空気洗浄
5.乾燥しやすいエアコン以外でお部屋を暖める
という方法がいいようです(*^▽^*)
 
インフルエンザや風邪予防のためにもできそうなことからやってみようかと思います。(^_^)v
 

再生可能エネルギー

 
再生可能エネルギーとは、
エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律(エネルギー供給構造高度化法)においては、
「再生可能エネルギー源」について、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」
と定義されております。
 
温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、
エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です。
再生可能エネルギーによる発電方法として太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスなどがあります。
 
次回からいろいろな発電方法の仕組みについてご紹介していきたいと思います。
 

太陽熱発電の仕組み

 
太陽“光”発電と太陽“熱”発電は、どちらも太陽エネルギーを使い発電しますが仕組みは異なります。
 
太陽の光を一か所に集めると高い温度を作ることができます。
太陽熱発電というのは、太陽の光を鏡で集め、その熱で水を高温高圧の水蒸気に変えて蒸気タービンを回して発電します。
集熱器の種類としては集中形のタワー集熱方式と反射鏡やフレネルレンズを使う分散形の方式があります。
 
一般的な太陽“光”発電では、太陽光を太陽電池等を用いて、直接電力に変換する必要があるため、夜間などの人々が電気を多く使うときに安定した電気供給ができないという難点がありました。
一方、太陽“熱”発電は蓄熱することにより24時間の発電が可能となり、昼夜をとおして安定した電気供給が可能です。
 
太陽熱発電には日照量の多いことも必要ですし、装置の構造上、湿気や砂嵐、曇天などの少ないエリアが好まれ、多くの太陽光を集めるため発電所敷地の広さも必要です。
以上の条件を加味すると、多湿で比較的日差しが弱く、天候の悪い日も比較的多く、国土の狭い日本では太陽熱発電に向いている場所があまりありません。
しかし、今後さらに集光技術の向上や、湿気に強い設備の構造が開発されれば、日本においても普及する可能性は高まっていくと考えられています。
 

今後の電気エネルギー

 
経済産業省資源エネルギー庁のHP記事によると、
『現状、太陽光発電や風力発電などの再エネ(再生可能エネルギー)は、「主力電源」(電力をつくる方法)となるには、まだまだ課題を抱えていますが、
今後のエネルギー情勢を考えれば、再エネを大量導入し「主力電源」化していくことは不可欠です。』とあります。
 
2030年度におけるエネルギーの割合を示した「エネルギーミックス」では、再エネの導入水準を22~24%としています。
 
現在、日本で導入されている再エネは、太陽光発電にかたよっており、バランスのとれた再エネの導入を進めていく必要があります。
しかし、それぞれの発電方法にはコスト面や季節や天候に左右されるといった様々な課題も多いのも現実です。
 
今後再エネを主力電源とし、その大量導入を持続可能なものとしていくためには、
①コスト競争力の強化
②長期安定的な発電を支える事業環境の整備
③系統制約の克服
④調整力の確保
といった課題にそれぞれに対応していく必要があります。
 
石油や石炭などの化石資源をもたない日本において、自然環境を活かした再エネは、
今後も社会を維持し発展させていくために、とても重要な意味を持っています。
 

水力発電の仕組み

 
水力エネルギーの利用は歴史が古く3000年以上の歴史があるといわれています。
もともとは水車の回転エネルギーをそのまま動力として利用する方法でした。
 
世界で初めて水力を発電に利用するようになったのは、今から約140年前の1878年頃(明治11年頃)、
フランスのパリ郊外のセルメーズ製糖工場と言われています。
発電の仕組み自体はこの当時と大きく変わっていないそうです。
水の持つ位置エネルギーを利用して水車を回転させて、回転エネルギーに変換します。
さらに、水車と連結させた発電機を回転させて電気エネルギーに変換するという仕組みになっています。
 
日本では、1882年頃に九州島津藩庭園で、初めて水車を使った発電が試みられたと伝えられています。
 

地熱発電の仕組み

 
地球の地下には高熱のマグマがあり、マントルなどの対流などによって、その熱が地表に伝えられます。
その熱が再生可能な地球内部のエネルギー、地熱です。
 
地熱発電は、地中深くにあるマグマによって熱せられた地下水の水蒸気と熱水を、
何千メートルにもなる蒸気井で取り込み、その蒸気でタービンを回して発電します。
 
世界初の地熱発電は1900年代初めにイタリアで作られたそうです。
日本では1966年、岩手県に最初の本格的な地熱発電所が作られました。
 
日本は世界有数の火山国で、日本の地熱資源量はなんと世界第3位。
環太平洋火山帯という火山の集積地帯に位置していることもあり、日本は世界有数の地熱資源国なのです。
しかし一方で日本の地熱発電は、2017年の電源構成全体の0.2%にとどまっています。
 
地熱発電は、
・天候に左右される太陽光発電や風力発電や、水不足になることもある水力発電に比べ、安定的に発電できる。
・CO2排出量がほぼゼロ。
・他の再エネに比べ発電コストが低い。
・電力価格が燃料市場に左右されない。
などのメリットがあります。
 
その一方で、探索・開発に時間がかかり開発コストが高く、
また、利用に適した地域の約8割が国立公園内にあり開発が規制されていたり、
温泉街に近いために建設しにくいという理由などで、
日本の電源構成の地熱発電の占める割合は低いのが現状のようです。
 

風力発電の仕組み

 
風の強い地方では、昔から粉を挽いたり水を汲み上げたりするのに、風車が使われました。
初めて風力発電のベースとなる風車ができたのは、10世紀ごろのイスラム圏からだったようです。
そこから西に遠征にする旅人や十字軍により、ヨーロッパやアジアに伝えられたと言われています。
 
風力発電は、風車が風をうけて回転することで発電機を回転させて電気が作られます。
自然がつくり出す風の運動エネルギーをそのまま利用するので燃料が必要なく、温室効果ガスや有害物質が出ません。
さらに、風力発電は電力への変換効率が高く、風によるエネルギーの約40%を電力に変換できるそうです。
 
しかし、風力発電は風が吹いている時しか発電ができないので、発電量が一定ではないというデメリットがあります。
風が弱すぎると発電量は低下してしまいますし、逆に、風が強すぎるときは安全確保のために、風車の回転(発電)を停止することもあるそうです。
また、陸地に作る場合は特に風車が回る際に出る低周波や機械音が騒音問題となることもあります。
 
日本は世界で6番目の広さを誇る海を有しています。
「洋上風力発電」は、その広さを利用して風力発電施設を筏で浮かべていかりで固定したり、
風車の基礎を海底に固定し、そこで発電が行われます。
建設にはまだまだ課題もあるようですが、
洋上風力発電は、陸地に比べると風の乱れが少なく強い風が安定的に得られると期待できます。