でんき予報

 
ここ連日の暑さで電力需要の増加が予想されるため
東京電力管内の電力需給が厳しい見通しで
「需給状況改善のための発電設備焚き増しへのご協力のお願い」などの通知が出されています。
 
とはいえ、なんのことやら?・どうすりゃいいのよ?と思う消費者の方がほとんどだと思いますが
いきなり電気が足りなくなって、急に停電が起きたり、急な節電要請などの事態が起きないように
注意喚起の意味も込めて、電力を管理する機関やエリアでの送配電を担当する会社が
”現在の状況”ということで「でんき予報」というお知らせサービスを行っています。
 
でんき予報は、
電気の使い方や供給状況を予測して教えてくれる情報サービスで
例えば、明日や来週の電気の需要がどれくらいになるか、どのくらいの電気が発電されるかなどを予測が掲載されています。
これによって、電力会社は計画を立てやすくなり
消費者の方々もエリアとして電力にどのくらい余裕があるのかわかるため安心して電気を使うことができます。
 
具体的にこのでんき予報でわかるのは?
〇電気の使われ方の予測:過去のデータや天気予報などをもとにしたこれからの電気の使われ方の予測。
例えば、暑い日はエアコンの使用が増えるので、電気の需要が高くなると予測します。
〇電気の供給予測:発電所の稼働状況や再生可能エネルギー(風力や太陽光など)の発電量の予測。
これによって、どれくらいの電気が供給されるかを把握します。
〇需給バランスの管理:電気の需要と供給のバランスをリアルタイムで監視し、不足や過剰がないように調整します。
これにより、停電を防ぎ、安定した電力供給が可能になります。
〇節電の呼びかけ:電気の需要が高くなると予測される場合消費者に節電をお願いすることがあります。
例えば、暑い夏の日にはエアコンの温度を少し上げたり、使っていない電気製品の電源を切るように呼びかけたりします。
 
このようにでんき予報は電気の使われ方や供給状況を可視化してくれており
でんき予報は各エリアの電力会社(送配電会社)のWebページに掲載されています。
 
電力広域的運営推進機関(広域予備率Web公表システム)https://web-kohyo.occto.or.jp/kks-web-public/
中部電力パワーグリッド(でんき予報)https://powergrid.chuden.co.jp/denkiyoho/
東京電力パワーグリッド(でんき予報)https://www.tepco.co.jp/forecast/
 

【PR】高圧を固定価格で!

 
このところの猛暑の影響もあり日本卸電力取引所の取引価格が高騰しています。
他社電力会社の市場連動プランでご契約中の企業様は
この夏の電力料金が高騰するかも知れませんので注意が必要です。
 
その点、弊社、情熱電力の高圧プランは固定単価制の料金体系を採用しており
https://jo-epco.co.jp/price/
月ごとの燃料費調整額も大手電力会社と同じ単価を採用していますので
月単位で急激に電気料金が変動することもなく安心です。
 
安心の固定単価プランで
お客さまが電気料金について考えたり、悩んだりする時間を最小限に!!
 
明るく行こう Switch 情熱電力!!!
 

【解説!】系統用蓄電池①

 
先日、2つの蓄電池関連のセミナーに参加しました。
このところ電力業界では蓄電池の話題が豊富で、
実際に取組みを始められている企業さんも多いのが現状ですが
弊社的には「要するにペイするのか」というところが
なかなか不透明だよな~というのが率直な感想です。
とはいえ、弊社も設置するならココにという具体的なプランはあり
具体的な方法の検討や、導入設備の検討段階には入っており
できるだけ早急に運用まで持っていってはやく実際のデータが欲しいなぁと考えています。
 
にわかに注目されている蓄電池ですがその中でもココでは
これから数回に分けて「系統用蓄電池」について書いていこうと思っています。
 
ということでまずは
系統用蓄電池とは?
電力系統や再生可能エネルギー発電所などに接続する蓄電池のことで、
電力系統(送配電、電線などの電力システム)につないで利用され
蓄電池を再エネ発電所や基幹系統につなげば電力が余った時には蓄電し
電力が不足した時には放電することができ系統電力の安定化を図ることができます。
 
つまり、
発電量が多い時間(太陽光稼働時)や電力需要が少ない時間に電力を貯め
発電量が減る時間(太陽光非稼働時)や電力需要が多い時間に電力を流すことができれば
電力量も安定しますし、電力市場の価格も安定的になる。ということです。
 
以前にここでも書きましたが
先日も電力がひっ迫して、他エリアからの電力融通が行われたばかりですし
再生可能エネルギーの出力抑制回数も増えていますので
系統用蓄電池の重要性を実感しています。
 

梅雨明け

 
今日(7月18日/木曜日)関東甲信。東海地方で梅雨が明けたとみられると気象庁から発表がありました。
平年より1日早い発表で、今年は梅雨に入るのは2週間程度遅かったものの、梅雨が明けるのはだいたい平年並らしいのですが
今年は週末にかけての発雷確率が全国的に高く、特に関東甲信で非常に高くなっていて
晴れても天気急変のおそれがあるそうです。
 
また、気象庁の発表によるともう一つ気をつけたいのが、危険な暑さ!!
来週にかけてもうワンランク上の暑い空気がやってきて体温を超えるような暑さをもたらすでしょう。
とのこと・・・。
 
ちなみに、土日にかけては、35℃以上の猛暑日地点が増加しそうで
さらに来週は暑さが増して東京都心でも36℃という予想の日があり
名古屋は23日(火)は37℃が予想されています。
 
梅雨明けでいっそうの暑さ対策が必要になりそうです。
 
AIに作ってもらったイラスト入れてみました~

齋藤経済産業大臣「一時的に厳しくなることは否定できない」

 
猛暑による電力不足の懸念が高まるなか、先日、齋藤経済産業大臣が今後の電力供給について
「一時的に厳しくなることは否定できない」と警戒感を示しました。
 
「7月8日の東京エリアのように、一時的に電力需給が厳しくなることは、今後も否定できない」
とも発言されています。
 
また、現時点で安定供給に必要な電力は確保できる見通しであることから齋藤大臣は
「節電要請を実施しない方針に変更はない」としていますが
冷房を適切に使いながらも使わない照明を消すなど電気の効率的な使用を呼びかけています。
 
節電要請とは
政府が企業や一般家庭に対して「省エネ・節電」への協力を呼びかけることです。
予想される電力需要に対して安定的な電力供給が追いつかないと判断された場合に
大規模停電などのトラブルを回避するために発動されます。
電力需給がひっ迫する可能性がある場合、まず前々日の18時を目処として
一般送配電事業者から電力需給ひっ迫準備情報が発信され
その後、あらゆる供給対策を行っても広域予備率が3~5%まで低下する見通しになった場合に
前日の16時を目処として資源エネルギー庁が電力需給ひっ迫注意報を発令し
生活や経済活動に支障のない範囲で節電への協力を要請することになります。
 
齋藤大臣の発言は「節電要請は実施しない方針」ということですので
この発言のとおりであれば良いのですが
電力卸売市場は敏感に反応しておりますので
弊社以外の電力会社で市場連動プランをご契約されている方はご注意ください。
 

暑さのため電力がひっ迫

 
ここ数日、日本電卸売電力市場が高騰しているのですが
6月8日に中部電力から東電・関電に電力融通が行われました。
東電は午前9時から、関電は午後6時から電力融通を要請したようです。
 
ニュースで酷暑とか危険な暑さとか言葉が使われていますから
当然、皆さまも健康を最優先に何とか暑さを凌いでいただきたいと思います。
しかし、こうなると電力料金への補助金が6月・7月の2か月間無いことが痛いです。
補助金の再開は8月使用分からです。
 
そんなことを言っても・・・と言われてしまうかも知れませんが
お客さまにおかれましては健康第一・身の安全を確保しつつ
節電にも気を配っていただければ幸いです。
 

【解説!】再生可能エネルギーの出力抑制⑦

 
出力抑制量の低減に向けて
資源エネルギー庁のページに2024年3月11日の総合資源エネルギー調査会の資料がありましたのでお借りしました。
つまり、国が出力抑制の対策としてこのようなプランを考えているということです。
 

(出典:資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 2024年3月11日資料)
 
ちょっとややこしい用語が並んでいますが
・需要面-使う側での対策 需要の平準化
・供給面-電源側での対策 電源の効率化等
・系統増強面-電線設備の強化(エリア間も含めて送電網の強化)で検討がなされているようです。
 
これらの対策の中で消費者の立場から身近なものを抜粋しご説明すると
〇蓄電池による対策
出力抑制によって捨ててしまうことになる再エネ電力をためて夜間に放電します。
最近では大型の蓄電池を導入する動きも出てきています。
〇デマンドレスポンス(DRと表示される)
DRとは、直訳すれば需要応答です。
これまでは、需給バランスを確保するためには需要に合わせて供給量をコントロールするという考えが一般的でしたがDRは供給側に合わせた需要側の調整をするものです。
出力抑制が実施されそうなときは供給量が余っている状況なのでDRを通じて意図的に電力を消費させようとしたり、
逆に供給量が不足しているときには節電させようとする方法です。
前者を「上げDR」、後者を「下げDR」と呼びます。
 
蓄電池・DRともに新電力を含めた電力各社の取組みが進んでいますので
これから蓄電池やDRに関する情報を目にする機会が増えてくると思います。
 

電気補助金再開について

 
先日よりこのページでお知らせしている電気料金の補助金再開について
経済産業省の発表がありましたので改めてこの内容についてお知らせします。
 
【 低圧 】
  8月の使用分(  9月の請求分)は4.00円/1kWh
  9月の使用分(10月の請求分)は4.00円/1kWh
10月の使用分(11月の請求分)は2.50円/1kWh を支援する。
 
【 高圧 】
  8月の使用分(  9月の請求分)は2.00円/1kWh
  9月の使用分(10月の請求分)は2.00円/1kWh
10月の使用分(11月の請求分)は1.30円/1kWh を支援する。
 
齋藤健経済産業大臣は会見で、
「物価高の直撃で苦しむ国民を守り、酷暑の夏を乗り越えるため即効性の高い対策として補助を決めた」
と意義を語ったそうです。
 
これにより、情熱電力のお客さまは改めて手続きを行う必要はなく、
先日までの補助金と同様に弊社で自動的に燃料費調整額にて調整致します。
実施内容につきましては弊社「電気料金のお知らせ」及びマイページからご確認ください。
 

大和哲也選手

 
情熱電力のアンバサダーを務めてくれている 大和哲也選手 (元K-1スーパー・ライト級王者)の応援に行ってきました。
※<SukWanchai MuayThai Super Fight vol.10> 2024年6月30日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール
メインイベントのこの試合は大和哲也選手のムエタイ復帰戦
試合結果はyahooニュースに載っていたので『コチラ』でご確認いただければと思いますが
 
メインイベントなの当然かも知れないけれど大和哲也選手の試合は「哲也!」「哲っちゃん!」などのコールが湧いていて
大和哲也のファンがたくさんいて皆さんに愛されているんだな。って実感しました。
 
しかし、悔しかった・・・。
 


 
哲っちゃん、頑張ろうぜ!!