残暑!東京エリアに続き東北エリアも需給厳しく

 
先日このページで厳しい残暑の影響で東京エリアの電力需給が厳しいというお知らせをしました。
東京エリアについては中部電力エリアからの電源融通対応が行われるなど
その後も厳しい需給状況が続いております。
 
また、昨日時点ではありますが
東京エリアに加え9月19日の東北電力エリアでも
「広域予備率が、8%を下回る見通しとなった」との連絡も入っております。
 
厳しい暑さが続いており
本当にこの暑さいつまで続くのか。。。
 
今回の状況は節電要請が出るほどではないと思われますが
電力需給も厳しい状況が続いているのは間違いありません。
 

残暑!東京エリアの需給厳しく

 
東京エリアで高気温による電力需要の増加が続き
9月11日・9月12日の電力需給が厳しい模様で
電力各社に「気象予報と電力需給の見通しに関する臨時情報について」情報が共有されています。
 
そして、今夜も暑く・・・。
今後、他エリアも気温が高いという予報が出ておりますので心配をしており、
情報に目を配っておりますが
今のところ他エリアについて電力需給が厳しいという情報は共有されておりません。
 
ただ、この暑さいつまで続くのか。
予断を許さない状況です。
 

電気補助金再開(酷暑乗り切り緊急支援)について

 
以前からお知らせしている政府の電気補助金(酷暑乗り切り緊急支援)が再開しております。
補助金の内容につきましては以下の通りです。
 
<補助内容>
【 低圧 】
8月の使用分( 9月の請求分)は4.00円/1kWh
9月の使用分(10月の請求分)は4.00円/1kWh
10月の使用分(11月の請求分)は2.50円/1kWh を支援する。
 
【 高圧 】
8月の使用分( 9月の請求分)は2.00円/1kWh
9月の使用分(10月の請求分)は2.00円/1kWh
10月の使用分(11月の請求分)は1.30円/1kWh を支援する。
 
8月の使用分からということですので9月請求分から補助金が反映されております。
弊社、情熱電力のお客さまにおかれましては9月初旬から検針日別に発行される
月次の「電気料金のお知らせ」or「マイページ」にてご確認ください。
 
なお、この補助金に関して、情熱電力のお客さまは改めて手続きを行う必要はなく、
前回の補助金と同様に弊社で自動的に燃料費調整額に反映致します。
 

【解説!】系統用蓄電池②

 
系統用蓄電池は他の蓄電池とどこが違うのか?
 
これまで話題に上がっていた蓄電池は
災害時の非常用電源を目的とする蓄電池や自家消費を目的にする蓄電池で
家庭用蓄電池のように電気を使用する場所に接続されている物がほとんどでしたが
ここでお話する系統用蓄電池は系統(送配電網)に接続する蓄電池をいいます。
 
また、系統用蓄電池にも2パターン存在し
・蓄電池単体で系統(送配電網)から電気を受け取って「蓄電」したり
その逆に貯めた電気を「放電」して系統(送配電網)を通じて売電するパターンと
・「再生可能エネルギー発電所」に併設して設置するパターンがあります。
 
再エネの普及により以前とは需給バランスが変わり
春先など電気が余る(需要を発電量が上回る)現象も発生するようになりました。
このため、再エネの出力抑制なども頻繁に行われ
季節や時間帯によっては発電した電気を電線に流さないという対応がとられています。
そこで、ムダになってしまう余ってしまった電気を蓄電し、需要が多くなる夕方などに流す対策。
つまり、蓄電し需要に合わせて時間をずらして電線に流すための装置である
系統用蓄電池に注目が集まっています。
 
蓄電池に関しては2022年5月に電気事業法改正(2023年4月からの施行)され
10MW以上の系統用蓄電事業が発電事業に位置づけられるようになりました。
 

【PR】情熱電力なら高圧を固定単価で!

 
このところの猛暑の影響もあり日本卸電力取引所の取引価格が高騰しています。
他社電力会社の市場連動プランでご契約中の企業様は
この夏の電力料金が高騰するかも知れませんので注意が必要です。
 
その点、弊社、情熱電力の高圧プランは固定単価制の料金体系を採用しており
https://jo-epco.co.jp/price/>(情熱電力高圧プランのページ参照ください)
月ごとの燃料費調整額も大手電力会社と同じ単価を採用していますので
月単位で急激に電気料金が変動することもなく安心です。
 
安心の固定単価プランで
お客さまが電気料金について考えたり、悩んだりする時間を最小限に!!
 
明るく行こう Switch 情熱電力!!!
 

お盆中の天気・気温

 
台風5号が日本列島に近づいておりますが
台風5号は来週にかけて日本の東を北上し、12日(月)から13日(火)にかけて、
北日本に接近、または上陸する恐れがあるそうです。
また、この台風が北日本に上陸した場合
台風円の左側にある関東甲信や北陸にも影響が出る恐れがあります。
お客さまにおかれましては、お盆の帰省など、今後の台風情報にご注意ください。
 
お盆の前半は名古屋で40度の予報があるなど
相変わらず高気温の予想がなされておりますが
今のところ電力ひっ迫の予測情報はありませんので
空調などお使いになって
できるだけ快適なお盆期間をお過ごしいただければと思います。
 
お休みの方は”素敵なお休み”をお迎えください
お仕事の方は大変だと思いますがお仕事頑張ってくださいね。
 

お盆期間中の営業に関するお知らせ

 
平素より格別なるご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
弊社情熱電力では、2024年8月10日(土)から2024年8月15日(木)までを
夏季休業期間(土日の定休日を含め)とさせていただきます。
 
カスタマーセンターでの電話対応につきましては、
8月13日(火)から8月15日(木)の間はお休みとさせていただきますが
担当者携帯電話での対応は随時対応させていただきますので
御用の際は担当者携帯までご連絡をお願い致します。
 
また、休業期間中に頂戴しましたメール・FAXにつきましては8月16日(金)以降順次ご対応をさせていただきます。
休業明けは混雑が予想されますので、郵便やメールの返信に通常よりお時間をいただく場合がございます。
お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
 

でんき予報

 
ここ連日の暑さで電力需要の増加が予想されるため
東京電力管内の電力需給が厳しい見通しで
「需給状況改善のための発電設備焚き増しへのご協力のお願い」などの通知が出されています。
 
とはいえ、なんのことやら?・どうすりゃいいのよ?と思う消費者の方がほとんどだと思いますが
いきなり電気が足りなくなって、急に停電が起きたり、急な節電要請などの事態が起きないように
注意喚起の意味も込めて、電力を管理する機関やエリアでの送配電を担当する会社が
”現在の状況”ということで「でんき予報」というお知らせサービスを行っています。
 
でんき予報は、
電気の使い方や供給状況を予測して教えてくれる情報サービスで
例えば、明日や来週の電気の需要がどれくらいになるか、どのくらいの電気が発電されるかなどを予測が掲載されています。
これによって、電力会社は計画を立てやすくなり
消費者の方々もエリアとして電力にどのくらい余裕があるのかわかるため安心して電気を使うことができます。
 
具体的にこのでんき予報でわかるのは?
〇電気の使われ方の予測:過去のデータや天気予報などをもとにしたこれからの電気の使われ方の予測。
例えば、暑い日はエアコンの使用が増えるので、電気の需要が高くなると予測します。
〇電気の供給予測:発電所の稼働状況や再生可能エネルギー(風力や太陽光など)の発電量の予測。
これによって、どれくらいの電気が供給されるかを把握します。
〇需給バランスの管理:電気の需要と供給のバランスをリアルタイムで監視し、不足や過剰がないように調整します。
これにより、停電を防ぎ、安定した電力供給が可能になります。
〇節電の呼びかけ:電気の需要が高くなると予測される場合消費者に節電をお願いすることがあります。
例えば、暑い夏の日にはエアコンの温度を少し上げたり、使っていない電気製品の電源を切るように呼びかけたりします。
 
このようにでんき予報は電気の使われ方や供給状況を可視化してくれており
でんき予報は各エリアの電力会社(送配電会社)のWebページに掲載されています。
 
電力広域的運営推進機関(広域予備率Web公表システム)https://web-kohyo.occto.or.jp/kks-web-public/
中部電力パワーグリッド(でんき予報)https://powergrid.chuden.co.jp/denkiyoho/
東京電力パワーグリッド(でんき予報)https://www.tepco.co.jp/forecast/
 

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このところの猛暑の影響もあり日本卸電力取引所の取引価格が高騰しています。
他社電力会社の市場連動プランでご契約中の企業様は
この夏の電力料金が高騰するかも知れませんので注意が必要です。
 
その点、弊社、情熱電力の高圧プランは固定単価制の料金体系を採用しており
https://jo-epco.co.jp/price/
月ごとの燃料費調整額も大手電力会社と同じ単価を採用していますので
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【解説!】系統用蓄電池①

 
先日、2つの蓄電池関連のセミナーに参加しました。
このところ電力業界では蓄電池の話題が豊富で、
実際に取組みを始められている企業さんも多いのが現状ですが
弊社的には「要するにペイするのか」というところが
なかなか不透明だよな~というのが率直な感想です。
とはいえ、弊社も設置するならココにという具体的なプランはあり
具体的な方法の検討や、導入設備の検討段階には入っており
できるだけ早急に運用まで持っていってはやく実際のデータが欲しいなぁと考えています。
 
にわかに注目されている蓄電池ですがその中でもココでは
これから数回に分けて「系統用蓄電池」について書いていこうと思っています。
 
ということでまずは
系統用蓄電池とは?
電力系統や再生可能エネルギー発電所などに接続する蓄電池のことで、
電力系統(送配電、電線などの電力システム)につないで利用され
蓄電池を再エネ発電所や基幹系統につなげば電力が余った時には蓄電し
電力が不足した時には放電することができ系統電力の安定化を図ることができます。
 
つまり、
発電量が多い時間(太陽光稼働時)や電力需要が少ない時間に電力を貯め
発電量が減る時間(太陽光非稼働時)や電力需要が多い時間に電力を流すことができれば
電力量も安定しますし、電力市場の価格も安定的になる。ということです。
 
以前にここでも書きましたが
先日も電力がひっ迫して、他エリアからの電力融通が行われたばかりですし
再生可能エネルギーの出力抑制回数も増えていますので
系統用蓄電池の重要性を実感しています。